「職場まで迎えに来て♡」私的な送迎をさせるママ「図々しすぎ…」→「いいよ〜!」5年間も続けたワケ

私の住んでいる地域は、車がないとどこにも行けないような場所です。そんな中、都会から引っ越してきたママ友が自転車しか持っておらず、雨の日も風の日も、懸命に自転車を漕いでいる姿を見かけるようになりました。
ある日、台風並みの大雨の中、子どもを乗せて帰っている彼女の姿を目にし、私の良心が動かされました。私は声をかけ、自転車を近くに置いて車で彼女の家まで送り届けてあげました。
そのときは「これっきり」と思っていたのですが、それ以降、「買い物に連れて行ってほしい」とか「職場まで迎えに来てほしい」など、明らかに度を超えたお願いをされるようになりました。本当は少し断りたい気持ちもあるのですが、なんとなく断れず、気がつけばもう5年が経っています。
何より、彼女自身がいい人で、頼みごとをしてくるたびに毎回感謝の言葉をしっかり伝えてくれたり、ちょっとしたお礼の差し入れをくれたりするので、あまり悪い印象を持つことがありません。送迎中のおしゃべりは私も楽しく、ママ友とカフェで会うか車で会うかの違いかな? と思うようにもなりました。それが、私がこの状況を受け入れ続けている理由なのだと思います。
最近では私だけでなく、他の保護者にも頼むことが増えたようで、みんなでローテーションを組んで送迎をしています。その結果、以前はよく見かけた自転車を漕ぐ姿も、今ではほとんど見かけなくなりました。彼女が悪い人ではないからこそ、周りの人たちも手を貸す気になるのかもしれません。
少し図々しいと感じるお願いでも、日ごろの行いがよければ悪い印象をあまり持たないですし、なんとなく受け入れてもいいかなという気になります。実際私も周りの保護者も彼女のお願いを受け入れているので、日ごろの行いはとても大事だなと感じる日々です。
とはいえ、やはりなんでも受け入れるのは違うなと思うので、今後度を超えすぎたお願いをされたときはしっかりと断り、負担を感じるような関係にならないようにしたいと思います。
著者:笹川 春子/30代・女性・パート。5人の子どもを育てるママ。趣味は料理。子どもたちの成長が楽しみ。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
続いては、先ほどのお互い納得しているエピソードとは打って変わり、習い事の送迎を当然のように押しつけてくる図々しいママ友のお話です。
「用事あるから」とこちらの都合も聞かずに送迎を要求され、うんざりしていたママ。波風を立てまいと我慢して言い出せないなか、その場にいた別のママ友が放った「スカッとするひと言」と、その後の思わぬ展開とは!?
習い事のお迎えを押しつけるママ友「私は用事あるから、よろしく〜」別のママの言葉で思わぬ展開に!?

子どもの習い事の待ち時間に起きた出来事です。いつも当然のように人の物を借りたり、送迎を押しつけてきたりする図々しいママ友がいました。
その日も「今日、車出してくれるよね? うち用事あるから」と、こちらの都合も聞かずに言われ、正直うんざりしていました。
するとその場にいた別のママ友が、にこやかに「それ、前から思ってたんだけどさ、お願いする立場で決めるのは違うよね」とひと言。さらに「みんな家庭の事情があるし、無理なときは断っていいと思うよ」と続けました。
図々しいママ友は一瞬固まり「え……そんなつもりじゃ……」と小さな声で言うだけで、それ以上何も言えなくなっていました。
周囲は一気に静まり返りましたが、私は心の中で拍手喝采でした。誰も言えなかったことを、感情的にならず冷静に指摘してくれた姿に救われた気持ちになりました。
この出来事以降、そのママ友は無理なお願いをしてくることがなくなりました。私は、我慢し続けるだけが大人の対応ではないと学びました。相手を責めず、事実と立場を冷静に伝えることの大切さを知り、少しずつ自分の意見も言えるようになっています。
著者:田中 彩香/30代・女性・パート。姉妹を育てる母。ママ友付き合いはできるだけ波風を立てないよう心がけている。
作画:たかだきなこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ママ友付き合いにおいて、日ごろの感謝や気遣いがあるかないかで、同じ「お願い」でも受け取り方がまったく変わってくるということを考えさせられますね。相手の思いやりに甘えきり、自分本位な要求ばかりを押しつけてしまうと、結果として周囲の信頼を失ってしまうのでしょう。
図々しい要求をされたとき、波風を立てまいとただ我慢し続けるだけが正解ではありません。良好な関係を保つためには、ときには気持ちを伝えたり、無理なことはしっかりと断ったりする勇気も必要です。ママ友との付き合いに違和感や負担を覚えたときには、相手への思いやりは忘れずに、しかし自分の気持ちも大切にして対応したいですね。