家事が苦手な彼のために尽くす私
このとき交際していた彼は、ちょっと昭和臭い考えを持っている人でしたが、デート費用をすべて負担してくれたり荷物を持ってくれたり、道路側を歩いてくれたりと、そんな頼りがいがあって男らしい彼を、私はとても魅力的に感じていました。
彼がひとり暮らしする家に行くと、部屋は散らかり放題で、食事もコンビニや外食ばかり。そのため、私が彼の部屋の掃除をしたり料理を作ったりしていました。彼もこのころは「お前のごはんが一番うまい!」といっぱい褒めてくれていました。
いつの間にか「やって当然」に
掃除や洗濯をすれば「助かるよ」「俺に尽くしてくれる家庭的なところが好きだ」などとも言ってくれました。私自身、彼に尽くすことに抵抗はありませんでしたし、むしろ「結婚後はこんな生活になるのかな♡」と思い描きながら、彼に尽くしてきました。
しかし、数カ月経つと……。彼の家に行くたび、彼からは「洗い物溜めておいたからやって」「作り置きしていってくれ」と欲求はヒートアップ。さらに、感謝の言葉もなくなりました。
そういったことから、私は徐々に彼の言動に対してモヤモヤするようになってきたのです。
自分の責任すら私に転嫁する
あるとき、「朝、起こせよ」と言われ、私はその時間に起きて彼に電話をすることに。しかし、彼は電話に出ませんでした。そのことを、彼は「私のせいだ」と言ったのです。
「もっとちゃんと起こせ」「お前のせいだ」と理不尽に怒鳴られ、私は我慢の限界に。「やってもらってばっかで感謝もしないくせにキレるな!」と私も怒りをぶつけました。
すると彼はさらに逆ギレ。私も「彼女をお母さん代わりにするな!」「もう今日限りでお世話はしない!」と宣言。彼はこのことも「信じられない」と思っていたようです。というのも、彼の家庭は父が一切家事をしない人。母が全部やっていたため、「女が家事をして尽くすのは当然」と考えているようでした。
最初こそ、そんな彼を支えたいと思っていた私。でも感謝の言葉もなければ、さも「女がやって当然」という考えが見えてくるようになり、「それはない」と思うようになりました。彼とはその後、価値観の違いでお別れ。後に結婚した今の夫は、進んで家事をしてくれる人で、思いやりのある家庭が築けているなと感じています。
著者:望月裕華/30代女性・2児のママ。独身時代にキャバ嬢、街コン、婚活などを経験。その経験を基に、現在は恋愛や過去の体験談を執筆している。
イラスト:たこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!