新幹線の多目的室で授乳中、見知らぬ男性が…!
娘が生後6カ月のとき、初めての子連れ新幹線で、授乳のために多目的室を利用したときのことです。車掌さんに案内していただき、中からしっかりと鍵をかけて、ホッとしながら娘を抱っこして授乳をしていました。
すると使用し始めてから15分ほどたったころです。突然、外からドンドンと激しくドアを叩かれたのです。そして「いつまで使ってんだ!」と、年配の男性が怒鳴る声が聞こえてきました。
何が起きたのかわからず、驚きと焦りで頭が真っ白になりました。それでも、恐る恐るドアを開けると、そこには顔を真っ赤にして怒っている男性と、それをなだめている車掌さんの姿がありました。
話を聞くと、どうやら男性はここを普通のトイレだと勘違いしていたようです。車掌さんの説明で誤解は解けたものの、娘はびっくりして大泣きしてしまいました。私自身も、突然ドア越しに怒鳴られた恐怖と目の前の事態にひどく動揺してしまい、しばらく手が震えていたほどです。
その後、席に戻ると、車掌さんが「先ほどは申し訳ありませんでした」と改めて声をかけてくださいました。そのやさしいお気遣いに触れ、ようやく少し気持ちを落ち着かせることができたのを覚えています。同時に、多目的室が身体の不自由な方だけでなく、授乳やおむつ替えにも使える場所だということを、まだまだ知らない方もいるのだなと気づかされました。
この出来事があってから、新幹線で多目的室を利用するときは、焦らずに娘の様子を見ながらも、次に使う方がいるかもしれないという意識をより持つようになりました。
多目的室は、身体の不自由な方だけでなく、授乳や体調不良の際にも利用できる場所です。必要なときは遠慮しすぎず、同時に周囲への配慮も忘れずに使っていきたいと思いました。
著者:町田 裕子/40代女性/6歳の息子と3歳の娘を育てる40歳の母。週3で事務パート勤務。週末は家族で公園や道の駅めぐりを楽しんでいます。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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