強引なママ友に困惑
娘が3歳のころの話です。保育園の送迎の時間になると、車を出していない日でも「ついでにうちの子も送って」と当然のように頼んでくるAさんに、私は困り果てていました。
はっきりと断れない性格の私も悪いのですが、チャイルドシートを準備し直したり、回り道をしたりする負担は決して小さくありません。正直もう限界……そう感じていました。
そんなある雨のお迎えの日のこと。Aさんは「1人も2人も変わらないでしょ? うちにおばあちゃんがいるから子どもだけ送って! 私はちょっと用があって」と言いながら、チャイルドシートを自分の車から私の車に付け替え始めたのです。あり得ない行動に私は思わずあぜんとしてしまい、何も言えずにいました。
するとそのとき、近くでその様子を見ていたママ友・Bさんが、間に割って入ってくれたのです。
「Aさん、それ非常識すぎない? ガソリン代も事故の責任も全部、◯◯さん(私)に押しつけてる自覚ある? 自分の都合で人をタクシー代わりにするのは、友だちとして失礼すぎるよ」
迷いのない口調でした。Aさんは顔を真っ赤にして絶句し、周囲の視線に耐えかねたのか、チャイルドシートを自分の車に戻し、逃げるようにその場から立ち去っていきました。
それからというもの、園で顔を合わせても、Aさんから無理な要求をされることは一切なくなりました。1人でずっと悩んでいた私にとって、Bさんが言ってくれた言葉は、本当にありがたいものでした。
あの日、声を上げてくれたBさんには、今でも感謝しています。同時に、自分の曖昧な態度が、結果的にAさんの図々しさを後押ししてしまっていたのかもしれない、とも思いました。あの一件があってから、誰かからの無理なお願いには「ごめん、今日は難しい」と素直に伝えるようになりました。無理をしないことが大切だと痛感した出来事です。
著者:佐藤佳絵/30代・女性・会社員。ひとり娘を育てる母。両親との同居を検討中。
イラスト:大福
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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