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夫にあげたプレゼントが…クローゼットの奥に。「プレゼントを贈るのはやめた!」私が決意するまで

結婚前は、恋人へのプレゼント選びに何時間も悩み、デパートを歩き回るほどだった私。しかし結婚して10年経った今――気づけば、わが家では「プレゼント交換」というイベントは、すっかり姿を消してしまいました。わが家に何があったのかというと……。

結婚前はサプライズ好きだった私

独身時代や新婚当初の私は、イベントを大切にしたいタイプでした。

 

「誕生日はサプライズにしようかな」「クリスマスは何を贈ろうかな」と、彼の喜ぶ顔を想像しながら、限られた予算で一生懸命プレゼントを選んでいたのです。

 

あのころは、「何を贈るか」を考える時間そのものが、何より楽しいものでした。 

 

欲しいと思ったら即ポチっ!

結婚して夫と一緒に暮らすようになり、ひとつ気づいたことがありました。それは、夫は「欲しい」と思ってから買うまでが、とにかく早いこと。

 

ある日、夫がふと「ランニングでも始めようかな」とつぶやきました。それを聞いて私は、「来月の誕生日にランニングシューズをプレゼントするのもいいかも」とひそかに考えていたのですが……。

 

数日後、玄関に届いた大きな箱を見て、嫌な予感がしました。箱の中身は、まさに私が贈ろうとしていたランニングシューズだったのです。

 

「ちょうど良さそうなの見つけてさ」と、うれしそうに話す夫。もちろん夫は悪くないのですが、私は少しだけ複雑な気持ちになりました。

 

それだけではありません。家電も、下着も、趣味の道具も。夫は「いいな」と思った瞬間に、自分で調べて、自分で買ってしまう人だったのです。

 

誕生日プレゼントを用意したものの…

その年の夫の誕生日、私は悩みに悩んだ末、仕事で使えそうなものをプレゼントしました。何日もかけて選び、「きっとこれなら使ってもらえる」と思っていたのです。

 

誕生日当日、私がプレゼントを差し出すと、夫は「考えてくれてたんだね、ありがとう!」と、とても喜んでくれました。その様子を見て、私も「やっぱりプレゼントっていいな」とうれしくなったのです。

 

ところが……それから数日、数週間と経っても、そのプレゼントが使われている様子はありません。気になってクローゼットをのぞくと、箱に入ったまま、きれいにしまわれていたのです。

 

「あれ、使わないの?」と聞くと、夫は少し困ったように笑いながら、「うーん、今使ってるのがあるし、そのうちね」とひと言。

 

夫に悪気がないのはわかっています。でも、モヤモヤした気持ちが残りました。

 

私が導き出したプレゼント不要論

それから私は、夫へのプレゼントをやめました。

 

欲しいものは本人が一番よくわかっているし、家計がひとつになった今、誰が買っても結局は同じお金です。それに、こだわりの強い夫にとっては、自分で選んだもののほうが満足度も高いはずです。

 

今では誕生日やイベントのときは、「夫のリクエストで外食する」という形に落ちついています。一方で私は物欲があまりないので、欲しいものができたときに「誕生日プレゼントとして買ってもいい?」と確認して購入しています。

 

ロマンチックなサプライズはなくなりましたが、無理をしない今のスタイルは、思っていた以上に心地よいものでした。

 

結婚当初は、プレゼントを贈り合えないことにモヤモヤした気持ちもありました。それでも今は、「プレゼントの形に正解はない」と感じています。大切なのは「何を贈るか」ではなく、「お互いが納得できる形で気持ちをやり取りできているか」。そう気づけたことが、私にとって一番の変化でした。 

 

 

 

著者:新谷けご/40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

※AI生成画像を使用しています

 

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