

楽しかった宴会が一変、義父が激怒!
先日、義母の古希祝いとして、義両親、夫の兄夫婦、夫、私、娘の7人で遠方の旅館に泊まりました。その旅館は私の上司の奥さまのご実家で、紹介を受けて宿泊した特別な場所です。上司の計らいでワインまで用意していただき、思い出に残る最高のお祝いになるはずでした。
夕食の宴会では、義母へのサプライズプレゼントを次々に用意しました。義母も「ありがとう」と喜んでくれ、場はとても和やかな雰囲気でした。ところが突然、隣にいた義父が「俺の古希のときは何もしてくれなかったのに! 待遇が違いすぎる!」と怒りだしたのです。
実は義父の古希祝いも旅行を計画していましたが、直前に私たち一家がインフルエンザで全滅してしまい、やむを得ず中止になってしまったという経緯がありました。その代わりとして、だるまや義父の好きなものを贈っていたのです。
それでも、今回の義母の古希祝いが特別待遇のように感じたのか、どうしても納得できないようで、怒り続ける義父……。
気まずさが残る旅行に…
義母が「いい加減にして! せっかくの席が台無し!」と一喝しても止まらず、ついには夫や義兄まで「親父! ちょっと落ち着けよ! お祝いの席だぞ!」「大人げないぞ!」と感情的になってしまいました。
騒ぎに気付いた旅館のスタッフさんが「どうなさいましたか?」と様子を見に駆けつける事態となり、私はただ「申し訳ございません」と平謝りするしかありませんでした。
翌朝、昨夜とは打って変わって義父は静かでした。反省したのか言葉数も少なく、私たちは気まずい距離を保ったまま過ごすことに。楽しいはずの家族旅行は、なんとも重苦しい空気のまま終わってしまいました。
特別なお祝いの旅行が、思わぬ感情の行き違いで残念な思い出になってしまいました。時間が経ってその場は落ち着いたとしても、起きてしまった出来事は簡単に消えません。節目のお祝いだからこそ、過去のいきさつを踏まえたうえで、家族それぞれの気持ちを考え、全員が気持ちよく過ごせる工夫が必要だったのだと痛感しました。
次に家族旅行をするときは、お祝いの形式だけでなく、「みんなでどう過ごしたいか」という心の部分も大切にしたいと思います。
著者:御法川 元子/30代女性。2015年生まれの女の子の母。子どもが生後4カ月のころから企業の広報担当として働いているワーキングマザー。パニック障害を患いながらも明るい性格で元気に毎日過ごしている。波瀾万丈な人生だが、明るく楽しくをモットーに! 趣味は音楽鑑賞・カラオケ。
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)