回転寿司での教訓
勝手に注文されると間違いが起きるのでは? と少し不安になり、「ママにも見せて?」とお願いしてみましたが、「自分でするからしないで!」と頑固に拒否。その熱意に負けて、私は娘に任せることにしました。
そのお店では、注文したお寿司が一般の回転レーンに混ざって流れてきて、お皿についているカップの色で自分が注文したものかを判断するシステム。ここでも娘の「私が取る!」が発動し、ハラハラしながら見守ることになりました。お皿を落とさないかと心配でしたが、なんとか無事にお寿司を取ることができ、私たちも安心しました。
しかし、ほっとした束の間、店員さんが申し訳なさそうに席にやって来て、「お客様、失礼ですが……」と声をかけてきました。大きな声を出していたわけではないし、普通に食べているだけなのに一体なんだろう? と不思議に思っていると、店員さんは「先ほど、あちらのお席のお寿司を間違えてお取りになりませんでしたか?」と言葉を続けます。
え!? と驚いて娘が取ったお皿を確認してみると、カップの色が違いました。確かに店員さんが言う通り、別の席の方が注文したお寿司だったのです。どうやら娘は、自分が注文したネタだけを覚えていて、カップの色まで確認せずに取ってしまったようでした。
その相手の方も小さなお子さん連れで、お子さんが少しぐずっていたため、さらに申し訳ない気持ちに。私は店員さんとママさんに平謝り。娘に「自分の席の色のカップのついたお皿を取るんだよ」と、もっとわかりやすく伝えるべきだったと反省しました。ただ、その方は状況を理解してくださり、「子どもがいるとお互いに大変ですよね」と笑顔で言ってくださったことで、少し気持ちがラクになりました。
今回の出来事は、娘にとっても私にとっても教訓になりました。「自分でしてみたい」という娘の意欲を尊重しながらも、細かい注意点をきちんと伝えることの重要性を学びました。今後も、娘の成長を温かく見守りつつ、悩みながら親としてサポートしていこうと思っています。
著者:石川 凛子/30代女性・会社員
5歳の娘を育てるママ。事務員として働いていて、最近フルタイムで仕事に復帰したばかり。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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