メニュー選びの自由はゼロ!?義母の鶴の一声
席に着き、さあ何を食べようかとメニューを開こうとしたときのことです。なんとなく自由に選んでいい雰囲気ではないと感じていると、義母がメニュー表を見ながらこう言いました。
「みんな、これにしておきましょうね」
その一言で、なんと全員分のメニューが決まってしまいました。自分の食べたいものを選べない状況に驚きつつも、初めての外食で空気を壊すわけにもいかず、私はただ笑顔で従うしかありませんでした。
謎の義実家ルールにあ然……
さらに驚いたのは、食後のお会計の場面でした。お世話になったからにはせめて自分たちの分だけでも支払おうと、私が財布を出そうとしたところ、義両親にやんわりと制止されてしまいました。
後から聞いたところによると、義実家では「外食費は義父がまとめて支払うもの」という習慣があり、こちらからお金を出そうとすることは、かえって失礼にあたるという独自のルールがあったのです。
良かれと思った行動が裏目に出かねなかったことにヒヤリとしつつ、気疲れもしてしまいました。帰宅後にはどっと疲労を感じ、その気持ちを夫に素直に相談しました。
「あんなルールがあるなら、前もって教えてほしかったな……」そう伝えると、夫は「うちは昔からずっとこうだったから、普通だと思っていた。ごめんね」と反省してくれました。
それ以降は、外食のルールに限らず、親戚の集まりやお正月の過ごし方など、義実家特有の“暗黙のルール”がある場合には、事前に夫から共有してもらえるように。「今日はこういう決まりがあるよ」「こういうときはこうするんだよ」と前もってわかるだけで心の準備ができ、気持ちもかなりラクになりました。
今でもすべてに完全に慣れたわけではありませんが、事前に知っておくことで「これもこの家の文化なのだ」と受け止められるようになりました。無理に合わせて疲れることも減り、適度な距離感を保ちながら付き合えるようになっています。
著者:鈴木千夏/30代女性/6歳の娘と夫の3人暮らし。趣味はドラマ鑑賞と近所の土手を散歩すること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
※AI生成画像を使用しています
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