木本家の二男・幹也と結婚した梢は、結婚前、義実家を初訪問したとき、無精ひげに下着姿で現れた、幹也の兄・草一の言動にドン引き。
幹也によると、義兄は地元では有名な進学校に通っていたものの、大学生くらいから家にこもるようになり、仕事もせずに「充電期間中」なんだそう。義父や義母はやさしく話しやすいのですが、義兄だけは結婚後もほとんど話すことはありませんでした。
その後、妊娠した梢。ちょっとデリカシーには欠けるけれど、梢の体を常に気遣ってくれる義母に、梢は「いつまでもいい関係でいたいな…」と思っていました。
そしていよいよ迎えた出産。必死に痛みに耐える梢がいきんだとき、分娩室のドアが開き、義母が分娩室に走り込んできたのです! しかも義兄まで!
産声とほぼ同時に見えた義母の姿に「え?」と硬直する梢。義母に「梢さん、おつかれさま!」と言われても「はぁ…」としか言えません。夫は「母さん、楽しみにしてたもんな。立ち会いたいとも言ってたし」と言う始末。
梢は「人生でいちばんすべてをさらけ出しているのに、なんでお義兄さんまでいるのよ」と怒りに震えながら、初めての家族写真を撮ったのでした。
無事に出産を終え、家族写真を撮り終えた、そのとき…
















梢と夫・幹也が赤ちゃんとの写真を撮り終えると、「私たちも撮って!」と入り込んでくる義母。義母は「ほら、いらっしゃい」と義兄も入り、写真撮影。夫・幹也も「浮かれすぎだよ~」とまんざらでもなさそうで、義母も写真を見て「ほんと家族って感じね!」と満足そうにしていました。
産院スタッフに促されて、ようやく分娩室から出ていく義母に、梢と実母はドン引き…。病室に移動したあと、梢は幹也に、なんで自分の許可なく分娩室に連れてきたのかを問いただすと「え、ダメだった?」と問題とも思ってない様子。義兄までいたことに対しても「家族になったんだから、もっと気楽に考えたら?」と言う幹也に、梢は「は?何、言ってんだ?」とその発言に驚きました。
-----
梢の許可なく分娩室に立ち入った上に、義兄まで連れて、出産直後の撮影にぐいぐいと入り込んでくる義母。いくら楽しみにしていた初孫とはいえ、ちょっとやりすぎのように感じます。
きっと義母は、自分の孫、木本家の孫という気持ちが強く、梢のことは息子たちと同じように家族であり、実母と同じ立場にいるように考えているのかもしれません。だからこそ、梢の体を人一倍気づかう気持ちもあるのでしょう。
しかし、今の時代、そのような考え方は若い夫婦には受け入れられないかもしれません。結婚・妊娠・出産・育児については、ジェネレーションギャップが大きいもの。梢のようにならないためにも、義実家がどういう考えでいるのかを、夫にリサーチしてもらうと、トラブルを未然に防げるかもしれませんね。
音坂ミミコさんの連載は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
音坂ミミコ