眠くなった子どもがぐずり始めて……
列に並びレジを待っていると、眠さの限界を迎えた子どもがベビーカーの中でぐずり始めてしまいました。焦って必死にあやしていると、後ろに並んでいた年配の女性から、突然きつい口調でこう言われたのです。
「こんな夜遅くに小さい子を連れ回してかわいそうに。泣かせるなんて母親失格ね」
突然の心ない言葉に、頭が真っ白になりました。周囲の視線も集まり、ショックと恥ずかしさで胸が苦しくなったのを覚えています。仕事と育児で必死な毎日を全否定されたようで悔しかったものの、その場では何も言い返せず、ただ俯くことしかできませんでした。
言い返せない自分に情けなさが込み上げてきた、まさにその数秒後のことです。突然、別の方向から大きな声が響きました。
思いがけない出来事が!
「ちょっと! お母さんだって仕方なく来てるんでしょ! 頑張ってる人に失礼だよ!」
声の主は、私たちのやり取りを聞いていた別のお客さんでした。その声に、周囲のお客さんたちも「本当にそう」「そんな言い方ひどいよね」といった表情で頷き始めたのです。
冷ややかな視線が一斉に自分へ向いていることに気づいた年配の女性は、みるみるうちに顔面蒼白に。バツが悪そうにうつむくと、逃げるように別のレジへと足早に去っていきました。
「母親失格」と言われたときはショックでしたが、事情も知らない他人の言葉を気にしすぎる必要はないのだと思えました。子育て中は周りの目が気になって肩身の狭い思いをすることもありますが、頑張りを理解してくれる方もいるのだとわかり、これからも前向きに頑張ろうと思えた出来事でした。
著者:花田亜弥/30代女性/小学生の女の子2人を育てる母。趣味はシール集めとドラマ鑑賞。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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