雰囲気は最悪…そんな中で!?
交際3年目だったある日、将来のことについて彼と話していた際に、お互いの意見が食い違い、言い合いになってしまいました。なかなか話し合いが解決せず、私が「そんなに私と考え方が違うなら、この先やっていけるか不安」と本音を漏らすと、彼が急に黙り込んでしまいました。
その雰囲気に「あ、やばいかも」と、別れを切り出されるかも、なんて考えも浮かんでいたのですが……彼の口から出てきたのは「じゃあ、結婚しよう。ちゃんと責任持つから」という言葉でした。
雰囲気もあまりいいとはいえない状態での思わぬタイミングでのプロポーズに、私は一瞬冗談かと思いました。でも彼は「前から覚悟は決めていた」と言います。意見が食い違ったときに逃げるのではなく、これからは夫婦として向き合い続けたい。衝突したからこそ、曖昧にせず自分の気持ちを伝えなければと思った――という、彼なりの不器用な決意表明だったようです。
戸惑ったものの、その不器用さが彼らしいとも思い、最終的にプロポーズを受け、結婚に至りました。
思い描いていた理想のプロポーズのシチュエーションとは程遠かったのですが、感情をぶつけ合ったからこそ本音が出たのかなとも思いました。今振り返ると、きれいに整えた理想のシチュエーションや言葉よりも、あのときの真剣な表情のほうが、強く記憶に残るだろうなと思っています。
著者:伊藤まさみ/30代女性・男の子と女の子の2児を育てる母。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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