プールで5歳息子の姿が消え…
話を聞くと、5歳の息子が私たちを探しに行ったと言うのです。なぜひとりで行かせたのかという夫への怒りはさておき、私は内心パニックになりました。
みんなで探していると、夫が腹痛を訴えてトイレへ。私は「こんなときに!?」と怒りが込み上げましたが、捜索を続けました。しかし、迷子センターにもおらず、施設内を何周しても見当たりません。
残るは、私が入れない男子トイレと男子更衣室。トイレには夫が行っていたため、私は娘を抱いたまま男子更衣室の前へ向かいました。しかし、行ったところで中に入ることもできず、ソワソワしていると、20代くらいの男性が声をかけてくれました。
私は事情と息子の特徴を説明し、その男性に更衣室の中を見てもらえないかお願いしました。どうやら息子は、更衣室内のベンチに泣くこともなく、おとなしく座っていたそうです。男性は息子を連れてきてくれ、私は何度もお礼を伝えました。男性は息子の頭をポンポンとなでながら、「泣かなくて偉いな」と声をかけてくれました。
今思えば、すぐに迷子センターへ行き、施設の従業員の方に協力をお願いするべきでした。しかし当時は気が動転しており、冷静に判断できず、ただただ探し回ることしかできませんでした。
結果的に親切な方に助けていただき、息子が無事で本当によかったです。ただ、夫の頼りなさには、深いため息が出る出来事でもありました。このとき私が夫に強く注意したこともあり、それ以降、夫は子どもから目を離さないよう気をつけるようになりました。
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子どもと外出する際は、ほんの少し目を離しただけでも思わぬ事態につながることがあります。特にプールや更衣室のように人の出入りが多い場所では、家族で事前に役割分担や待ち合わせ場所を確認しておくと安心です。
万が一子どもの姿が見えなくなったときは、自分たちだけで探し回るのではなく、早めに施設のスタッフへ協力をお願いしましょう。子どもにも「ひとりで勝手に移動しない」と約束しておき、保護者も目を離さない意識を持っておきたいですね。
著者:山崎えみ/30代 女性・主婦。7歳の男の子と4歳の女の子を育てる母。趣味はアニメとマンガで、子ども以上にハマっている。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)