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新幹線のデッキは大混雑「息子をあやせない…」「ちょっとアナタ!」え!?後ろから突然、驚きの声掛けが

息子がまだ1歳半だったころ、私の実家へ帰省するため、新幹線を利用したときのことです。普段はおとなしい息子ですが、初めての新幹線に戸惑ったのか、出発して間もなくぐずり始めてしまいました。

混雑する新幹線で泣き続ける息子

新幹線特有の走行音や密閉された空間に緊張したのかもしれません。あやしても泣き止まず、大声で泣き出してしまい、周囲の乗客の視線が痛いほど気になります。私は焦るばかりで、息子を抱き上げてデッキへ急いで向かいました。

 

しかし、その日は連休初日だったため、席だけでなくデッキも大混雑。立ち場所すらないほどいっぱいで、身動きが取れなくなってしまいました。息子は泣き続け、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになり、頭が真っ白に。緊張と焦りが重なり、涙が出そうになるほど追い詰められていました。

 

 

すると次の瞬間、デッキの近くの席に座っていたご年配の女性が「お母さん! こっちに来なさい。大変ね、席を詰めるからここで少し座って休みなさい」と、あたたかい声をかけてくださいました。そのうえ、周りにいた方たちも嫌な表情を一切せず、息子におもちゃを見せてあやしてくれました。そのやさしさに触れると、張り詰めていた心が一気にほぐれ、胸が感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

この経験をきっかけに、公共交通機関を利用する際はできるだけピークの時間帯を避けるようにしました。また、多目的室に近い車両や、デッキにすぐ出られる最後列の座席をあらかじめ予約するなど、事前の対策を徹底するよう心がけています。

 

 

子ども連れでの移動の大変さを身をもって実感すると同時に、人々の温かさに深く救われたこの出来事。このときの経験があるからこそ、街中で困っているお母さんを見かけた際には、あの日乗客の皆さんがしてくれたように、私自身も積極的に手を差し伸べたいと思っています。
 

 

著者:佐藤 まどか/30代女性・会社員

4歳の息子と2歳の娘を育てるワーキングマザー。平日は時短勤務で慌ただしく過ごしており、年に数回、子どもたちを連れて新幹線で実家へ帰省するのが定例行事。

 

作画:赤身まぐろ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

 

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