集団行動しない!家族を置いて消える身勝手な夫









30代後半の知人Aさんは、2歳年上の夫と8歳の息子、6歳の娘の4人家族。3月の終わりのある日、娘が兄の通う地元の小学校への入学を控えていたので、入学準備の買い出しのため、家族4人で大型のショッピングモールへ出かけました。
モールに到着してすぐのこと。夫は「じゃあ、俺は自分の服を見てくる。買い出しは任せるから、終わったら電話して」と言い残し、ひとりでどこかへ消えていったのです。
夫は普段から家族との歩調を合わせようとせず、自分の興味のある場所にだけ行き、連絡が取れなくなることもしばしば。Aさんが「せっかく家族みんなで出かけているんだから、一緒にいてよ」と伝えても、夫は「毎日仕事で疲れてるんだから、休日くらいひとりにさせてくれ」と返すのが常でした。
Aさんもフルタイムで働いているため、疲れているのはお互いさまですが、その理屈は夫には通用しませんでした。
「スイミングテストに間に合わない!」焦り募る
Aさんは、動き回る子ども2人を連れて、入学準備のリストを手にモール内を歩き回りました。やっとの思いで必要なものを買いそろえ、約束通り夫の携帯に電話を入れます。
しかし、応答がありません。時間を置いて何度かけ直しても、メッセージを送っても、反応なしです。重い荷物を抱え、子ども2人を連れて歩き回るのには限界があり、Aさんはフードコートへ向かいました。
「パパまだ?」「おなかすいた」とぐずる子どもたちに軽食を買い与え、自分は冷めたコーヒーを飲みながら、夫からの連絡を待ちました。
Aさんは夫に何度も電話をしますが、やはりつながらず。夫からの返信もありません。実はその日、夕方からは息子のスイミングスクールの進級テストがあり、夫にも事前に何度も伝えていたのです。
遅れるわけにはいかず、Aさんが焦りだしたとき、息子が「もういいよ、パパは。もう帰ろう」とポツリ。Aさんは「えっ!?」と、息をのみました。夫を置いて帰るという発想なんてAさんにはありませんでしたが、息子の言葉を聞いて、何かが心の中で弾けたのです。
息子の言葉に背中を押され…夫に“最後通告”!
Aさんは子どもたちを連れて駐車場へ。夫への“最後通告”として、「10分後に車を出すね」とのメッセージを送りました。反応は、やはりありません。約束の10分が過ぎたところで、Aさんは迷うことなく、片道30分の自宅へ車を走らせました。
自宅に着いてしばらくしてから「どこにいる?」「何してんの?」「車ないんだけど」と、夫が焦った声で電話してきます。Aさんは「何度も連絡入れてたでしょ? 今日はスイミングのテストがあるって言ったよね? だから、もう家だよ」と冷ややかに伝えたのです。
言い訳を並べようとする夫を遮って、Aさんはさらに追い討ち。「休日くらいはひとりになりたかったんじゃなかったっけ?」と続けました。「それは、その……」と言葉を濁す夫。Aさんは「とにかく電車でもタクシーでもいいから、自分で帰ってきてね」と言い放ち、一方的に電話を切りました。
これは、Aさんが初めて夫に立ち向かった瞬間。「これから先、また勝手にどこかへ行こうものなら、置いて帰ればいいんだ」と、今までモヤモヤしていた気持ちがスッと軽くなったそうです。
結局、夫はバスを乗り継ぎ、帰宅したのは1時間以上たってからのことでした。
まとめ
夫は、これまでどんなに待たせても何も言わなかったAさんが強硬手段を取り、自分を置いて帰ったことに相当な衝撃を受けたそう。反省したのか、それともまた放置されるのが嫌だったのかわかりませんが、それ以来、家族での外出時にひとりで長時間姿を消すことはなくなったと言います。
ひとりの時間が欲しくなる気持ちはわかりますが、それは家族の協力や、お互いの歩み寄りがあって成り立つものでしょう。家族であっても、お互いを思いやることが大切だと改めて感じさせられた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小山リオ/30代女性。娘と夫と3人で暮らす。娘が寝た後、夫とお酒を飲みながら映画を見る時間が最近の癒やし。
マンガ:おーちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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