

痛みに耐えながらの免許更新
その日は朝から生理痛がつらく、下腹部と腰に鈍い痛みがありました。本当なら家でゆっくり休みたいところでしたが、仕事の都合もあり、その日に免許更新へ行くしかありませんでした。
痛み止めを飲んで向かったものの、受付を済ませるころには、おなかの不快感がじわじわと強くなってきて……。それでも、「せめて写真だけは普通の表情で写りたい」と思っていました。
視力検査を終え、次はいよいよ写真撮影。ところが、列に並んでいる間に症状はさらに悪化し、冷や汗まで出てきてしまったのです。
シャッターが切られた瞬間…
そして、ついに私の番がやってきました。椅子に座ると、担当者が淡々と「はい、前を見てください」とひと言。
その瞬間――。おなかの奥がキュッと痛み、私は思わず顔をしかめてしまいました。
『……カシャ』
「えっ、今の顔で撮られた!?」と焦った私は、「もう一枚お願いできますか」と言おうか一瞬迷いました。しかし、担当者はすでに次の人を呼んでいて、とても言い出せる空気ではありませんでした。
周囲の人たちも流れ作業のようにどんどん撮影を終えていき、私は嫌な予感を抱えたまま講習へ向かうことになったのです。
講習中、生理痛はさらに悪化…
ところが、本当につらかったのはここからでした。講習が始まるころには、生理痛がさらに悪化。椅子に座っているだけでも苦しく、腹痛の波が来るたびに背中を丸めて耐えていました。
教室内は静まり返っていて、途中で席を立てるような空気でもありません。講習内容を聞きながらも、「早く終わってほしい……」という気持ちで頭がいっぱいでした。
そして講習終了後、受け取った免許証を確認すると――。そこに写っていたのは、目は笑っておらず、口元も引きつった、なんとも言えない表情の私。あまりにも“つらそうな顔”をしていて、思わず苦笑いしてしまいました。
まとめ
この免許証を、私はこれから5年間使うことになります。少しショックではありますが、ある意味忘れられない思い出になりました。
多少の不調なら我慢してしまうこともありますが、無理をしすぎないことも大切なのかもしれない――そう実感した出来事です。
著者:伊東理恵子/30代女性・2018年生まれ、2025年生まれの姉妹と夫との4人暮らし。育休や仕事復帰を経て、10年以上商社の営業事務に従事。子育てジャンルの記事をはじめ、美容にも関心が高く、美容記事も執筆中。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!