晩酌優先で育児参加ゼロの夫に限界…
結婚前から夫はお酒が大好きで、毎日の晩酌は絶対に欠かしません。一方、私は一切お酒を飲まないので、お酒の楽しさは正直理解できず「ほどほどにしてほしい」と感じる日も。
夫は泥酔するタイプではありませんが、晩酌の時間が長めで、毎晩2時間以上は飲んでいます。また、気づけば毎月のお酒代も3万円を超えるようになり、バカにならない額に。さらに私にとってつらいのが、寝室に響き渡る夜中の大いびきです。特に晩酌が長かった日は決まって爆音レベルのいびきで、私は夜中に何度も目が覚め、慢性的な寝不足状態でした。
2年前に息子が生まれてからも、夫の飲酒生活は何ひとつ変わりません。ただでさえ仕事で疲れているのに、ワンオペで家事と育児を回している私の横で、夫は当たり前のようにスマホ片手にいつまでもグラスを傾けています。
しかし、もともとあまり自分の意見を言えない性格の私は「少しお酒を控えてね」とお願いするのが精いっぱい。夫からは「俺は稼いでるんだから、これくらいの贅沢は当然だろ」という言葉が返ってきて、何も言えなくなり、ひとりで気持ちを飲み込むしかありませんでした。
そんななか、息子が2歳になって魔のイヤイヤ期が始まり、私の疲れもピークに達します。しかし夫の晩酌ルーティンは一切変わらず、いびきとイヤイヤのストレスがダブルで襲ってくる毎日。私は余裕がなくなり、小さなことでいら立つように。息子のイヤイヤに、たまについおとなげなく強く言い返してしまったり、大きな声を出してしまったりすることも増えました。そんなときでも、夫は「自分は関係ない」とばかりに横で黙々とお酒を飲んでいます。そんな夫の姿に、イライラはますます募るばかり。
そんなある日の夜、いつものように息子のイヤイヤが発動します。私は、理由もなくただイヤイヤを繰り返す息子にいら立ち、「ママがなんでこんなに怒るかわかる?」と聞きました。
すると、息子は少し考えて「パパがお酒飲んでばっかりで何もしないからでしょ!」と、ドヤ顔! まさかの返答に、私は思わずプッと吹き出しましたが、心の中でガッツポーズをしました。当然近くにいた夫には丸聞こえで、グラスを持ったままフリーズしています。私自身が思っていた回答ではなかったものの、核心を突いたひと言でした。
言えなかった私の気持ちを、子どもが思わぬ形で代弁してくれて、正直スッキリしました。息子のひと言がきっかけで、その日を境に、夫は晩酌を早めに切り上げることが増え、息子をお風呂に入れたり、遊んでくれたりする姿も見られるように。おかげで私は気持ちに余裕ができて、家の空気は確実に変わりました。子どもの正直すぎる言葉は、侮れないと感じました。
今回は息子に助けられましたが、波風を立てるのを恐れて問題を先送りにせず、夫と対等に向き合う勇気を持つことこそが、本当の意味で家族を想うことなのだと痛感しています。これからは、夫婦できちんと話し合い、心のゆとりを大切にしながら、家族みんなでおだやかな暮らしを心がけたいと思います。
著者:高橋みのり/30代・会社員。元気いっぱいな2歳の男の子を育てる母。休日は家族でお出かけをしてリフレッシュしている。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)