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不妊治療を強要する実家から逃亡!→「なんで私だけ!?」穏やかな生活が待っているはずが… #産めない私と産まない姉 9

「産めない私と産まない姉」第9話。毒親のもとで育った姉妹、ツキミさんとハナミさん。容姿を貶され虐待されていた姉・ツキミさんは、両親と絶縁し子どもを持たないと決めて結婚生活を送っています。

一方、妹のハナミさんは婿を迎え、両親が暮らす実家で生活していました。しかし両親からの「跡取りを産め」という圧力は強く、半ば強制的に不妊治療を始めることになります。

それでも、治療はなかなか結果につながりません。心身を削られるような日々の中で、ハナミさんは少しずつ限界に追い詰められていったのです。

ハナミさんをさらに追い詰めたのは、実母から聞かされた、姉・ツキミさんがDINKs(※)を選んでいるという事実でした。実母は、ツキミさんの選択を「不妊治療中のハナミさんへの当てつけだ」と言います。

 

その言葉を信じ込んでしまったハナミさんは、嫉妬と怒りを抑えきれなくなり、ツキミさんにひどい言葉をぶつけてしまいました。

 

しかし、心のどこかでは、それが八つ当たりだとわかっていたハナミさん。罪悪感に押しつぶされ、自ら命を絶とうと包丁を手に取りますが、異変を察した夫・咲也さんに止められます。

 

そんなハナミさんの姿を見て、咲也さんは、妻の心が限界を迎えていることを痛感。“親のため”の不妊治療はやめて、家を出ようと提案しました。もちろん両親には内密に……。

※Double Income No Kidsの略で、『子どもを持たない選択をしている共働き夫婦』を意味します

再出発して手に入れた穏やかな日々

産めない私と産まない姉/尾持トモ

産めない私と産まない姉/尾持トモ

産めない私と産まない姉/尾持トモ

 

産めない私と産まない姉/尾持トモ

産めない私と産まない姉/尾持トモ

産めない私と産まない姉/尾持トモ

 

産めない私と産まない姉/尾持トモ

産めない私と産まない姉/尾持トモ

産めない私と産まない姉/尾持トモ

 

産めない私と産まない姉/尾持トモ

 

実家を離れ、不妊治療もやめたハナミさんと咲也さん。咲也さんは婿入りによってハナミさんの名字になっていましたが、一度離婚し、再婚という形を取ることで、今度はハナミさんが咲也さんの名字になり、夫婦として再出発することにしました。

 

不妊治療をやめたとはいえ、ハナミさんの精神状態はまだ不安定なままでした。それでも、咲也さんの提案でカウンセリングに通い、おいしいものを食べ、夫婦で楽しい経験を重ねていくうちに、少しずつ穏やかで充実した日々を取り戻していったのです。

 

♢♢♢♢♢♢

 

不妊治療は、誰かの期待に応えるために続けるものではありません。治療を受ける本人の心と体、そして夫婦の気持ちが置き去りになってしまえば、どれほど「家族のため」と言われても、大きな負担になってしまいます。

 

ハナミさんのように、自分でも気づかないうちに限界まで追い詰められてしまうこともあるでしょう。そんなときは、無理に頑張り続けるのではなく、距離を置くこと、治療を休むこと、専門家に相談することも大切な選択です。

 

家族の期待よりも、まず守るべきなのは自分自身の心と体。夫婦で話し合いながら、自分たちが穏やかに生きられる道を選んでいきたいですね。

 

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マンガ家・イラストレーター尾持トモ

ブログやインスタで、自分や周りの人の身に起きた出来事、モヤモヤ話、スカッと話などのエッセイ漫画を投稿しています。

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