全く同じチケット…!?
ところが、開演直前になって突然別の母子がやってきて、「すみません、そこは私たちの席なんですが……」と声をかけてきたのです。驚いてお互いのチケットを確認し合ったところ、列も座席もまったく同じ番号が印字されていました。この瞬間、「もしかしてシステムエラーで二重発券?」と思い、頭が真っ白になりました。
私も相手も間違っていないし、どうすればいいの……? と私はとても悩みました。奇跡的に取れたよい席……。お互い、子どもをこの席に座らせてあげたい気持ちは同じ。それでも、どちらかは座れません。
このままではどうにもならないし、スタッフさんに対応を委ねるしかない……。そう思いましたが、相手の方が念の為もう一度確認しましょうと言ったので、2枚のチケットを隅々まで見比べました。すると、ある重要な違いを発見したのです。
私たちのチケットには「1階」と記載されていましたが、相手のママさんのチケットには小さく「2階」と書かれていました。どうやら、その方は階数を確認せず、座席番号だけを見て1階席に降りてきてしまったようでした。私も列と座席が同じということに驚いて、その小さな文字を見落としていたのです。
間違いに気づいた相手のママさんは、「本当にすみません、完全に見落としていました!」と顔を真っ赤にして平謝り。そのまま慌てて2階席へと移動していきました。ヒヤッとした出来事でしたが、無事に娘とコンサートを満喫することができ、一安心でした。
この経験を通じて、大きな会場へお出かけする際には、座席番号だけでなく、階数やブロック名なども念入りに確認することの大切さを学びました。指差し確認が習慣になったのは、この出来事のおかげです。それでも思い出すと、胸がバクバクしたあの瞬間の感覚が蘇りますが、今では少し微笑ましい思い出として家族で語り合っています。
著者:斉藤 恵美/30代女性・パート
5歳の娘を育てるママ。アパレル店でパートをしている。週末に娘が大好きなアニメのキャラクターショーや映画を観に、親子でお出かけするのが何よりの楽しみ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています
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