「機嫌がいいときはやさしいし……」と、夫へのわずかな希望にしがみついていたコヨリさん。しかしその日の夜、機嫌よく帰宅した夫は、リビングで替えたおむつの「残り香」に気づいただけで一瞬にして豹変しました。
「じゃあ僕を怒らせるな! 怒らせるコヨリちゃんが悪い!」と机を叩いて理不尽に激怒する姿に、思い描いていた「やさしい夫」はもうどこにもないと突きつけられます。そして、別室でいびきをかいて眠る夫を思いながら、暗闇の寝室でひとり自問自答します。ポロポロと流れる涙とともに、心の奥底に押し込めていた「幸せじゃない」という悲しすぎる本音にようやく気づくことができたのです……。
さようなら、私が好きだった夫
















「先日、化粧水破壊の投稿をしたものです。皆さんのコメントで目が覚めました。離婚を視野に今後を考えたいと思います」コヨリさんがSNSでそう宣言すると、あっという間に「ついに決めたんだね!」「めちゃくちゃ応援する!」と温かいコメントが殺到します。
「瞬間湯沸かし器夫はもう『お湯野郎』でいいよ! みんなで成敗しよう!」というユーモアあふれる言葉に、コヨリさんは涙をにじませながらも思わず笑顔を取り戻します。そして「ひとりでどうにかしようとしないほうがいい」というSNSからの的確なアドバイスに背中を押され、彼女は「やっぱりお母さんに話そう」と、一番身近な家族へ相談する決意を固めるのでした。
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モラハラやDVの被害に遭っていると、「自分が悪いのでは」「誰にもわかってもらえない」と感じ、孤独を深めてしまうことがあります。コヨリさんにとって、SNSで寄せられた言葉は、状況を客観的に見つめ直し、ひとりで抱え込まないためのきっかけになったのではないでしょうか。
ただ、SNSの反応だけを頼りにするのではなく、身近な家族や信頼できる人、専門の相談窓口(※)につながることも大切です。夫婦の問題だと思って我慢し続けていると、何が普通で何が危険なのか見えにくくなってしまうこともあります。苦しさを感じたときは、まず誰かに話してみることが、自分と子どもを守る一歩につながるのかもしれません。
※DVの相談窓口
【DV相談プラス】
0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
【DV相談ナビ】
#8008:お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります(相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります)
ますまゆさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ますまゆ
