「暇でしょ?」エスカレートする図々しいお願い
最初は「買い物の間だけ見てて」という軽いお願いでしたが、ママ友のお願いは次第にエスカレート。ついには、前日や当日の朝にLINEで「今日〇〇行きたいから、子どもお願いできる? 専業主婦だし暇でしょ?」と、図々しい連絡が来るようになったのです。
私が「明日はちょっと家の片付けがあって……」とやんわり断ろうとしても、「家にいるなら少しくらい見られるでしょ? よろしくね!」と一方的に押し切られてばかり。
さらに、「その日は出かける予定があるから無理かな」と伝えても、「じゃあ何時に出る? その前に少しだけでもいいし、帰ってきてからでもいいからお願い!」と、こちらの都合を聞いているようで、結局は預ける前提で話を進められることもありました。
息子が放った、無邪気で痛烈なひと言
そんなある日、ママ友が当たり前のように「今日もちょっとお願い!」と子どもを置いていこうとしました。私が渋々頷こうとした瞬間、そばで遊んでいた4歳の息子が近づいてきて、こう言ったのです。
「ママ、この前もその前も、ずっと『Tくんのママ、まだお迎え来ないね』って待ってたよね?」突然の指摘に言葉に詰まるママ友。さらに息子の無邪気な追撃は止まりません。
「ねえママ、Tくんのママは今日もどこか行くの? Tくんは今日もずっとうちの子になるの? なんで一緒にお出かけしないの?」
子どもならではの純粋な疑問に、ママ友は一気に顔面蒼白に。「あ……私、そんなに頻繁に頼んじゃってたんだね。本当にごめん!」と気まずそうに謝り、その日は子どもと一緒にそそくさと帰っていきました。
その夜、ママ友から「自分の都合で甘えすぎてた、本当にごめんなさい」とLINEが届き、以来、無理な預かりのお願いはパッタリなくなりました。
今回は子どもの無邪気なひと言が、曖昧に続いていた関係をスッキリさせてくれましたが、これからは自分で「無理なものは無理」と最初からきちんと断る勇気を持とうと痛感した出来事です。
著者:斎藤加奈子/40代女性/4歳男児と2歳女児を育てる会社員。仕事と育児の両立に日々奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部にAI生成画像を使用しています
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