夫を「敵」と認定したコヨリさんは、SNSで届いた心強いアドバイスをもとに、証拠集めを始めることに。夫の暴言や威圧的な態度を記録するため、カモフラージュとしてリビングに「ベビーモニター」を設置します。夫は「育児ラクできていいね!」と的外れな言葉を並べるだけで、ベビーモニターの本当の目的には気づいていない様子です。
いよいよ始まった、コヨリさんの反撃。順調に証拠集めが進み、暗闇の中に希望の光が差したかと思いきや、匿名であるはずのSNSで、思いもよらない「新たな刃」がコヨリさんの心をえぐることになり……。
やっぱり私が悪いの……?













ベビーモニターの設置作戦は大成功。その夜、いつものように怒鳴り散らす夫の姿をバッチリ録画できたコヨリさんは、SNSへ喜びを報告します。フォロワーからは「お疲れさま!」「その調子!」と温かい声援が届く一方で、「自演乙」「なんでも人に頼るからキレられるんだろ」「バズっていい気になるな無能が」といった、冷酷なアンチコメントも届くように。
突然の心無い言葉の数々に恐怖を感じたコヨリさんは、「やっぱり私が悪いの……?」と激しく動揺します。SNSに救われていたはずが、「ひとりで頑張らなきゃいけないんだ」と自分を責めるようになり、再び孤独な殻に閉じこもろうとしてしまうのでした。
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DVやモラハラの問題で気をつけたいのは、被害を受けている側が「やっぱり私が悪いんだ」「自分ひとりでなんとかしなきゃ」と、すべての責任を抱え込んでしまうことです。加害者から日常的に否定され続けていると、自尊心が傷つき、少しの批判でも「やはり自分が間違っているのかも」と受け止めてしまいやすくなることがあります。
SNSは有益な情報や温かい言葉に救われることもありますが、その一方で、顔の見えない相手からの無責任な言葉が届いてしまう場所でもあります。心身が疲れているときは、そうした言葉から少し距離を置くことも大切です。
身近な人に話しづらい場合は、専門の相談窓口(※)のように、秘密を守りながら話を聞いてくれる場所を頼る方法もあります。自分を責めすぎず、安全に相談できる相手や場所につながることを、自分を守るための選択肢として心に留めておきたいですね。
※DVの相談窓口
【DV相談プラス】
0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
【DV相談ナビ】
#8008:お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります(相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります)
ますまゆさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ますまゆ
