義実家の食卓で、自分だけ扱いが違うと感じて…
結婚して初めて義実家で夕食をごちそうになったときのことです。食卓にはお刺身や煮物などが並んでいて、とても豪華な雰囲気でした。
義母が料理を取り分けてくれたのですが、義父と夫のお皿にはお刺身が何切れも盛られているのに、私のお皿にはほんの少ししか乗っていませんでした。
「あれ……?」と思っていると、義母は笑顔で、「あら、お嫁さんなんだから、最初は少し遠慮するくらいでいいのよ」と言ったのです。
冗談のような口調でしたが、私には「あなたは家族と同じように食べなくていい」と言われたように感じました。結婚して初めての義実家での食事だったこともあり、思っていた以上に寂しい気持ちになりました。
帰宅後、私は夫に「今日、私だけお刺身が少なかったのが少し寂しかった。それに、“お嫁さんは遠慮するもの”と言われたのも引っかかっている」と話しました。
すると夫は、「母さんに悪気はないだろ。そんなに気にすることじゃないんじゃない?」と、深く考える様子もなく返しました。
私は、悪気があるかどうかだけの問題ではないのに、と思いました。初めて義実家で囲んだ食卓で、自分だけ扱いが違うように感じたことが寂しかったのです。それを夫にわかってもらえなかったことも重なり、モヤモヤは消えませんでした。
それからしばらくして、再び義実家で夕食をごちそうになる機会がありました。その日も義母は、義父と夫にはおかずをたっぷりよそい、私のお皿には少なめに盛りつけました。私が自分でおかずを取ろうとすると、義母は「あら、そんなに食べるの? お嫁さんなのに遠慮しないのね」と笑ったのです。
すると夫が、「え、俺たちと量が全然違うじゃん。足りなかったら普通に取っていいでしょ」と言いました。
義母は「冗談よ。そんなに真面目に取らなくても」と言いながら、私のお皿におかずを足しました。私は気まずさを感じながらも、その場では何も言えませんでした。夫はそこで初めて、以前私が話した違和感の意味に気づいたようでした。
帰宅後、夫は「前に話していたのは、今日みたいなことだったんだね。あのとき、悪気はないなんて言ってごめん」と謝ってくれました。最初に私が話したときは伝わらなかった寂しさを、ようやくわかってもらえた気がしました。
それ以降、義母が私にだけ料理を少なくよそったり、遠慮を求めるようなことを言ったりすることはなくなりました。
初めて違和感を抱いたときは、「これくらいで気にするのは大げさかもしれない」と思い、何も言えませんでした。でも、家族の中で自分だけ扱いが違うように感じるのは、思っていた以上に寂しいことでした。
夫が実際にその場面を見て、私の気持ちを理解してくれたことは大きかったです。今では義実家での食事も、以前ほど気を張らずに過ごせるようになりました。
著者:河村わかな/30代女性/5歳と3歳の子どもを育てるワ―ママ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
※AI生成画像を使用しています
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