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義実家ですき焼き…「夫たちには黒毛和牛で、私には野菜と豆腐…!?」→気づいた夫が義母に放った一言

結婚してから、義実家へ行くたびに、どこか自分だけがよそ者のように感じることがありました。それでも、私の気にしすぎだと思うようにしていたのです。

ある日、義実家で高級な黒毛和牛のすき焼きをいただくことに。ところが、夫たちの器には大きな霜降り肉が何枚も入っているのに、私の器には野菜と豆腐ばかりで……。

戸惑いながらも、私は義母に「私も、お肉をいただいていいですか?」と尋ねました。そのやりとりを聞いていた夫が、私の器に目を向けると……。

夫たちには黒毛和牛で私には野菜と豆腐

結婚してから、義実家へ行くたびに、私はどこか居心地の悪さを感じていました。私だけ会話に入りづらかったり、声をかけてもらえないまま話が進んだりしても、「気にしすぎなのかな」と自分に言い聞かせていたのです。

 

一度、義実家で家族写真を撮ることになり、私も夫の隣に並ぼうとしたところ、義母から「まずは家族だけで撮りましょう」と言われたことがありました。そのときも、「深い意味はないのかもしれない」と思い、夫には話せませんでした。

 

そんな中、義実家で黒毛和牛のすき焼きをいただいたときのことです。

 

義母は「私が取り分けるわね」と言い、鍋から一人ずつ料理をよそってくれました。

 

ところが、配られた器を見た私は言葉を失いました。義父や夫、義弟の器には、大きな霜降り肉が何枚も入っています。一方、私の器は白菜やえのき、焼き豆腐が中心で、お肉は小さな一切れだけでした。

 

 

これまで義母の言動に引っ掛かることがあっても、「私の受け取り方の問題かもしれない」と考えるようにしてきました。しかし、自分の器だけ明らかに内容が違うのを見て、それまでの違和感が一気に重なったのです。

 

義母は私の器を見て、にこやかに言いました。

 

「あなたはお野菜が好きでしょう?」

 

親切そうな口調でしたが、私には、また自分だけ家族とは違う扱いをされたように感じられました。せっかくの食事の席で空気を悪くしたくはありません。それでも、このまま何も言わずにいるのはつらく、私は思い切って尋ねました。

 

「私も、お肉を少しいただいていいですか?」

 

すると義母は、「あら、足りなかった?」と笑いました。そのやりとりを聞いた夫が、私の器に目を向けました。

 

「母さん、妻の分だけ肉が少なくない?」

 

義母は、「そんなつもりじゃなかったのよ」と返しました。すると夫は、静かな口調で言いました。

 

「本人に聞いてないの? せっかく一緒に食べているんだから、同じようによそってよ」

 

義母は「そんな大げさな話じゃないでしょう」と言いましたが、夫は自分の器からお肉を数切れ取り、私の器に入れてくれました。夫が気づいてくれたことはうれしかったものの、最初から自分だけ扱いが違っていたことへの寂しさは、なかなか消えませんでした。

 

帰宅後、私は夫に打ち明けました。

 

 

「今日だけじゃないの。前に家族写真を撮ったときも、『まずは家族だけで』と言われて、私だけ外されたように感じた。でも、気にしすぎかもしれないと思って、言えずにいたの」

 

夫は驚いた様子で、「そんなふうに感じていたなんて気づかなかった。今日のことも、言われるまで気づけなくてごめん」と謝りました。

 

義母を責めてほしかったわけではありません。ただ、私だけが我慢していることを、夫には見過ごしてほしくなかったのです。

 

それ以降、義実家で食事をするときには、夫が私のことにも気を配ってくれるようになりました。私も、傷ついたことやつらいと感じたことを、無理に飲み込まず夫に話すようにしています。

 

義実家で過ごす時間に、今も緊張することはあります。それでも、自分だけが我慢すればよいと思わず、つらいときには夫に伝えて、一緒に向き合っていきたいと思っています。

 

著者:田村真/20代女性/3歳娘の母親。趣味はピラティス。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

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