平穏な生活を脅かす事件
見栄っ張りで過干渉、そして極端に金銭感覚がズレているとんでもなく厄介な義母。わが家のお金を搾取され、頭を抱えています。
平穏な生活を脅かす事件の始まりは、産後間もないある日のことでした――。










「サキさーん、お邪魔するわね〜♡」
アポなしでわが家へやってきた義母は、出産祝いのお返しについて「うちは10万円の商品券でお返しするのが決まりよ?」と一方的に通告します。
半返しが相場だと控えめに反論するサキさんですが、義母は「あなた、うちの嫁になったのよ? 田中家の格を下げないでちょうだい」とピシャリ。
さらに義母が差し出したリストには、サキさんがまったく知らない義母の友人たち30人の名前がズラリと並んでいました。
「待って……10万円×30人? 300万円!?」
しかも、いただいたお祝い金はすでに義母の口座に入っているという衝撃の事実が発覚します。
パニックになったサキさんは、夫・ユウタさんにすがる思いで相談しますが、「母さんがそう言うならそうなんじゃない? まぁまぁ〜サキがうまくやってよ」と完全に他人事……。
頼りにならない夫に絶望した翌日、愛娘と家計を守るためにキッパリ自分の意見を義母にぶつけたサキさんなのでした。
◇ ◇ ◇
家族間での金銭感覚のズレは、生活基盤を揺るがす深刻な問題です。しかし、「あなたのため」「家の格」などともっともらしい理由をつけて搾取してくる相手との話し合いは一筋縄ではいきません。とくに、間に立つはずのパートナーが事なかれ主義だった場合、孤立無援の悲しさと怒りは計り知れないでしょう。
家庭において、一方的に理不尽な負担を強いる相手には、曖昧な態度を取らず、線を引く勇気を持つことが重要です。金銭的な違和感を「波風を立てないため」と飲み込まず、事実や数字をしっかり記録し、自分の身や大切な家族を守るための防衛策を早めに講じるよう心がけたいですね。