観客席にいた母が、大玉と一緒にゴロゴロ…!?
息子の出番である「大玉転がし」が始まり、私は最前列で「行けー!」と大声で声援を送っていました。レースが白熱する終盤、息子のチームが大玉をうまくコントロールできず、なんと観客席にいた私のほうへ猛スピードで突っ込んできたのです。
危険を察知した私は、「息子たちが転んだら大変。助けなきゃ!」と反射的に身を乗り出しました。ところが、勢い余って足がもつれ、大玉めがけてボディアタックをするような形で派手に転倒。そのまま大玉と一緒にゴロゴロと転がり、気づけば運動場の中央付近にまで飛び出してしまいました。
一瞬、静まり返る会場。私が顔を上げると、夫のカメラのレンズがしっかり私を捉えていました。競技は一時中断し、私は先生方に支えられながら、赤面したまま退場することに……。
41歳にして、全校生徒と保護者の前で文字通り「大玉」のようになってしまった私。帰宅後、夫が撮った動画を確認すると、私の見事なローリングが超高画質で記録されており、わが家の家宝ならぬ「封印映像」になりました。
助けたい一心でしたが、もう体は若くないことを実感。この出来事をきっかけに、少しずつ運動を始めることにしました。
◇ ◇ ◇
運動会では、子どもたちを応援する保護者も、つい熱が入ってしまうものですよね。思わぬハプニングに驚きながらも、わが子を助けたい一心で思わず体が動いたママの気持ちに、共感する人も多いのではないでしょうか。少し恥ずかしい出来事でも、時間が経てば家族みんなで笑い合える大切な思い出になることも。これからも親子で、楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。
著者:小林のりこ/40代 女性・主婦。小学3年生の男の子を育てる母。仕事を辞めてからは家で過ごす時間が増え、運動不足を実感する日々。
イラスト:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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