温泉旅行で義母に異変が…
女湯へ一緒に入った義母と私は、大はしゃぎする娘のテンションに圧倒されていました。娘に「もうお風呂から出ようね」と促したものの、怒り出してしまったため、場の雰囲気を壊さないよう「あと少しだけね」と了承してしまった私。
のぼせないように、私は足湯のような状態で娘を見守っていました。一方の義母は、ほぼお湯に浸かったまま長い時間を過ごしていたのです。
ようやくお風呂から上がると、すでに夕食の時間。その席で義父母はお酒を楽しんだのですが、入浴後に水分補給をしないまま飲酒したせいか、部屋に戻るころには義母の足取りがふらふらに。
心配して声をかけた私に、義母は「大丈夫、大丈夫」と言い残し、私たちの隣の部屋へと入っていきました。
深夜2時の緊急電話!夫が駆けつけると!?
事件が起きたのは、私たちが部屋で就寝していた夜中の2時ごろのことです。突然、夫のスマホが鳴り響き、私たちは飛び起きました。電話の主は義父で、「今すぐ来てくれ!」と慌てた様子。夫は急いで隣の部屋へと向かいましたが、それから1時間ほど戻ってきませんでした。
ようやく戻ってきた夫は、すっかり疲れ果てた様子。話を聞くと、体調を崩した義母の様子を義父と一緒に見ていたとのこと。義母は脱水状態のままお酒を飲んでしまったため、部屋に戻るなり体調が悪化し、吐いてしまったそう。夜中になっても回復せず、不安になった義父は夫に助けを求めたのです。その後、水分をとってしばらくすると落ち着いたようで、私たちもひとまず胸をなでおろしました。
翌日、みんなで遊園地に行く予定でしたが、二日酔いと寝不足が重なり、義父母はそのままホテルに残ることになってしまいました。楽しみにしていた旅行ですが、残念ながら私たち家族だけで続けることになったのでした。
旅行前、義母は息子夫婦や孫との旅行を本当に心待ちにしていたそうです。それだけに、遊園地に行けなかったことを義父母もとてもショックに感じており、旅行後には「次の旅行ではお酒を飲まないで、ちゃんと水分をとるわ!」と笑いながら反省していました。私も今回は娘の機嫌を取ることばかりに気を取られてしまいましたが、今後は義母の体調にもしっかりと気を配りたいと思います。
著者:加世田美津子/40代女性。2016年生まれの娘と2018年生まれの息子と夫と4人暮らし。飲食店で短時間勤務をしている。最近は家庭菜園に興味があり、勉強中。趣味は動物と触れ合えるカフェ巡り。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)