レナさんは、今後自分たちの人生に一切関わらないと書面を交わすようタダヒコさんに要求します。そしてナツミさんは、話し合いの場にユリアさんの元恋人・タダノさんを呼び寄せていました。結婚後も肉体関係があったというタダノさんは、「子どもの父親になる」とユリアさんにプロポーズ。「実家が土地持ちの資産家」というタダノさんの条件に惹かれ、ユリアさんはその申し出を受け入れます。
それから1カ月後、タダヒコさんが書面にサインしたことでレナさんと元義実家との一件は解決しました。一方、お咎めなしとなったユリアさん。実は、レナさんは水面下でタダノさんと手を組み、ユリアさんを遠くへ連れて行く約束をしていたのです。
そんなこととはつゆ知らず、タダノさんと生きる道を選択したユリアさんはというと、子どもとともにタダノさんが用意したという新居へ向かいます。
「これからはタダノのお金で贅沢三昧♡」そう考えていたユリアさんですが……。
略奪女の誤算!?












出発して暫くすると、ユリアさんは子どもの泣き声で目を覚まします。
辺りを見回すと、そこは見慣れない田舎町。気が付くと車の窓に老人と子どもが張り付いてユリアさんを覗き込んでいました。
気が動転するユリアさんに対し、タダノさんは先ほどの老人と子どもを「家族」と言います。
「みんな楽しみにしていたんだ。新しいお母さんが来るのをね」
タダノさんの言葉に、ただただ唖然とするユリアさんなのでした。
▼目の前に広がる田舎の風景や、タダノさんが「家族」と呼ぶ謎の老人と子ども……。ユリアさんは「資産家」という肩書きだけを見て新たな人生を選びましたが、相手の本当の姿を知ろうとはしていませんでした。その結果、行きついたのはド田舎での生活だったのでした。
目先の条件だけで人生の選択をすると、思い描いていた未来とは違う現実が待っていることもあります。自分の人生は自分の選択と責任で切り開くことが大切だと実感させられるエピソードでした。
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キナコモチかあさん
