

久しぶりの再会を満喫していたのに…
その日は、半年ぶりに友人と会える日でした。子育てや仕事でお互い忙しく、連絡はとっていても、ゆっくり会うのは本当に久しぶりでした。
ショッピングモールを歩きながら近況報告をしたり、気になるお店をのぞいたりして、楽しい時間を過ごしていたのですが……。突然、おなかに鈍い痛みを感じたのです。
「もしかして生理がくるかも……」
そう思いましたが、まだ我慢できないほどではありませんでした。せっかく久しぶりに会えたのだから、この時間を楽しみたい。そう思った私は、友人に何も言わず、そのまま過ごしていました。
夜風に当たった瞬間、痛みが悪化
しばらくして、夕飯を食べに行こうという話になりました。ショッピングモールの外へ出ると、思った以上に夜風が冷たく、少し肌寒く感じました。
すると、その直後です。それまで何とか我慢できていた腹痛が急に強くなり、思わず「いたたた……」と声が漏れてしまいました。
私はその場で立ち止まり、友人に「生理がきそうで、おなかが痛くて……」と打ち明けました。すると友人は状況を聞くなり、すぐ近くの自動販売機へ向かって走り出したのです。
そして温かい飲み物を買って戻ってくると、「これ、おなかに当てたり飲んだりして体を温めて」と渡してくれました。
さらに、「少し楽になったら、どこでもいいから座れるお店に入ろう」と、休める場所まで探してくれたのです。
友人のやさしさが何より心強かった
温かい飲み物をおなかに当てながら少し休んでいると、だんだんと痛みが和らいでいきました。体が冷えていたところに夜風が当たり、症状が強くなってしまっていたのかもしれません。
もちろん、温かい飲み物のおかげで体が楽になったこともうれしかったのですが、それ以上にありがたかったのは、友人が迷わず行動してくれたことでした。
私が説明するとすぐに状況を理解し、何が必要かを考えて動いてくれた友人。その気づかいのおかげで、不安な気持ちまで軽くなったように感じました。
生理による体調不良は、本人にしかわからないつらさがあるものです。だからこそ、あの日の友人のように相手の体調を気づかい、自然に手を差し伸べてくれる存在のありがたさを改めて実感しました。
あの日の出来事以来、私自身も誰かが困っているときには、まず相手の気持ちに寄り添える人でありたいと思うようになりました。
著者:宮田しほり/30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!