軽い気持ちで彼の実家へ
交際していた彼から「親に紹介したい」と言われた際、彼と結婚について話が出たこともなかったですし、私としても正直、そこまで本格的に結婚のことは考えておらず、「交際しているし、ご挨拶程度」と思っていました。そのため緊張はあったものの、軽い気持ちで彼の実家に伺いました。
彼のお母さんからは丁寧に迎えてもらい、一緒に食事をすることに。気をつかって話を振ってくれ、和やかな雰囲気だったと思います。
耳を疑う言葉が?
そんな中、彼のお母さんから、突然「結婚したら、うちで一緒に住むのよね?」と聞かれました。
突然のことに私はびっくりしてしまいました。結婚のこと、結婚後の住まいのことなど、彼と具体的に話をしていない状況で、そのようなことを聞かれたからです。私が言葉に詰まってしまうと、隣にいた彼は「そのつもりだよ」とあっさり返答。彼の言葉にも衝撃を受けてしまいました。
その後も、彼のお母さんと彼は、「結婚前提」でどんどん話を進めていきました。「家事の分担はこうしてほしい」「仕事は続けるの?」など……。私は戸惑いを隠せませんでした。
帰り道で彼に、「何も結婚について2人で話してないのに、なんで勝手に話が進んでしまっているの?」と聞くと、「こういうのは、男側が決めるものだから。俺の家族はみんなそうしてる」と言われ……。
彼との価値観の違いを強く感じた瞬間でした。私は彼との将来に強い不安を抱くようになり、しばらく話し合いを重ねたものの、その不安が消えず、結局、お別れすることになりました。
この経験を通して、パートナーとは、結婚観や家族との距離感について事前にしっかり話し合っておくことがとても大切だと感じました。好きな気持ちだけでは乗り越えられないものもあるのだと実感しましたし、違和感を覚えたときに流さず向き合うことの大切さも学びました。
著者:原美千代/40代女性・主婦。趣味はお笑い番組やドラマを観ること。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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