受付が始まっても現れない夫の友人
夫には学生時代から仲の良い友人が何人かいます。その中の一人は招待を伝えた際、「その日は有給を取っておくよ」と快く参加を約束してくれていました。
ところが結婚式当日、受付が始まってもその友人の姿が見当たりません。開始時間が近づいても現れず、連絡もつかなかったため、私たちは次第に心配になりました。
「体調を崩してしまったのかな?」
「何かあったんじゃなければいいけど……」
せっかくの結婚式でしたが、その友人のことが少し気になったまま披露宴はスタートしました。用意していた料理も席も引き出物も、そのまま残ることになってしまったのです。
披露宴後に判明した、まさかの真相
真相がわかったのは、結婚式が終わってしばらくしてからでした。夫のもとに、その友人から慌てた様子で連絡が入ったのです。
話を聞いて、私たちは耳を疑いました。
なんと友人は、結婚式の日付を1カ月勘違いしていたのです。
本人はずっと「来月開催される」と思い込んでいたそうで、カレンダーにもその日付で登録し、すでに有給休暇も取っていたのだとか。
「まさかこの日だったなんて……」
友人自身も大きなショックを受けており、何度も謝ってくれました。
驚きましたが、あまりにも予想外の理由だったため、最後は夫婦で顔を見合わせて苦笑いしてしまいました。
後日わかった友人の気持ち
実はこの友人は、以前自身の結婚式を挙げた際、夫に乾杯の挨拶をお願いしていた相手でした。そのため今回の欠席を知った奥さまからは、「恩人の結婚式なのに何をしているの!」とかなり叱られたそうです。
後日、友人夫婦は改めてお祝いの場を設けてくれました。その席でも何度も謝罪され、「本当に申し訳なかった」と頭を下げられたのです。
私たちとしても残念な気持ちはありましたが、有給まで取って参加しようとしてくれていたことを知り、責める気持ちにはなれませんでした。
結婚式当日は、「どうして来ないのだろう」と不安になりました。しかし後から事情を知ると、友人自身も大きなショックを受けていたことがわかりました。
人はどれだけ気を付けていても思い込みで失敗してしまうことがあります。今では夫婦そろって笑い話にしていますが、同時に人とのつながりのありがたさも感じた出来事でした。
著者:植田佳奈/40代女性・会社員。休日は推し活に夢中!最近は推し活をする体力低下に悩まされています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています
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