

生理中なのに、着る服がない!
その日は生理中でしたが、以前から決まっていた外出の予定がありました。ところが、生理中に普段履いている黒いボトムスは、なぜかすべて洗濯中。
「どうしよう……」
出発の時間も迫る中、私はクローゼットの前で焦っていました。
当時の私は、自分に合ったナプキンの選び方や交換のタイミングをつかみきれておらず、ときどき服を汚してしまうこともありました。
そんな不安を抱えながら服を探していると、奥にしまってあったスカートが目に留まりました。
「これなら目立たないかも!」
そのスカートはワインレッドのような落ち着いた赤色で、生地も厚手のものでした。私は、「これなら万が一汚れても目立たないかも!」と安心しました。
黒いボトムスがなくて困っていた私にとって、そのスカートはまさに救世主のような存在でした。
すっかり気が楽になった私は、そのスカートで出かけることにしました。しかし、その日は生理2日目。経血量が多い日でもありました。
外出中、椅子に座ったり立ったりするたびに少し違和感はありましたが、「赤いスカートだから大丈夫」と自分に言い聞かせながら過ごしていたのです。
思わず青ざめたトイレでの出来事
そして、用事を終えてトイレに入ったときのこと。違和感が気になって確認すると、ナプキンがズレてしまったのか、経血が漏れていました。
さらにスカートにも小さなシミがついていたのです。最初は「赤い生地だからわからないはず」と思っていました。
ところが、外から見てみると予想とはまったく違ったのです。赤い生地に染み込んだ経血は、思っていた以上に目立っていました。
色が似ているから目立たないと思い込んでいたぶん、ショックも大きかったことを覚えています。
幸い、その日は丈の長い上着を着ていたため、後ろを隠しながら帰宅することができました。
当時はとても焦りましたが、この出来事をきっかけに「赤い服なら血が目立たないとは限らない」と知ることができました。
今でも生理中に服を選ぶたびに、あの日のことを思い出します。生理中は服の色だけでなく、経血量やその日の体調も考えながら準備することが大切なのだと実感した出来事です。
著者:三峰しおん/20代女性・行政(福祉部署)や不動産の営業事務に従事。趣味は散歩と掃除です。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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