泥だらけのまま…撮影続行!?
撮影中、カメラマンさんから「もう少し丘の上に行きましょう」と声をかけられ、彼が先に歩き出しました。すると突然、「うわっ!」という声が聞こえました。見ると、彼がぬかるみに足を取られ、転んでしまっていたのです。
真っ白なタキシードに泥がつき、スタッフさんたちも一瞬、驚いた様子で固まっていました。私も最初はかなりショックで、「せっかくの前撮りなのに汚れてしまった……どうしよう」と落ち込んでしまいました。
すると、彼は泥のついたタキシードを見ながら、「スタッフさん、すみません! 衣装、大丈夫ですか? こちらでできることがあれば言ってください」とすぐに声をかけました。そして、「でも、これも思い出だね」と笑ったのです。彼の明るい反応で、場の空気が一気に和みました。
その後、スタッフさんが衣装の状態を確認し、「このまま撮れる写真も残しましょう」と提案してくれました。そこで私たちは、泥がついた姿のままでも写真を撮ることに。
後から見返してみると、そのときの写真が一番自然な笑顔でした。完璧な前撮りとはいえなかったかもしれませんが、忘れられない大切な思い出です。
結婚式や前撮りは、「完璧にしなければ」と思ってしまいがちです。しかし、予想外のハプニングがあったからこそ、大切な思い出になりました。
あのとき彼が笑ってくれたおかげで、私も前向きな気持ちになれました。予定通りに進まないことがあっても、2人で楽しもうとする気持ちが大切なのかもしれないと学んだ出来事です。
著者:田中はな/20代女性・数年前、結婚式の前撮りとしてフォトを撮りました!
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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