高級子ども服に半年で40万円
私は、ほかにも勝手に使われているお金があるはずだと思い、過去の明細をすべて確認することにしました。
すると、高級な子ども服を購入した履歴が次々と見つかって……。










複数の高級子ども服ブランドへの、半年で40万円を超える支払いがあることに気づいたサキさん。しかし、アイリちゃんには1着も届いていません。配送先を確認すると、すべて義実家になっていました。
真相を確かめるため義実家へ向かうと、そこには山積みの子ども服が。どれも0歳のアイリちゃんには大きすぎるサイズです。
するとそこに、シングルマザーの義妹・アヤカさんが「ママありがとー♡ サイズぴったり!」と言いながら、3歳の娘を連れて登場。
義母はユウタさんの家族カードで、アヤカさんの娘に高級子ども服を買っていたのです。サキさんが問い詰めると、義母は悪びれることなく……。
「まずはアヤカの子が着て、次にアイリちゃん♡ 合理的でしょ?」
サキさんたちの家計のお金で買った服のお下がりをアイリちゃんへ着せるという義母に、思わず絶望するサキさん。さらに追い打ちをかけるようにアヤカさんが「私シンママで大変なんだし、助け合いじゃん♡」と言います。
その夜、サキさんはすやすや眠るアイリちゃんを見つめながら、「あなたのお金はママが絶対に取り戻すからね」と、心のなかでつぶやくのでした。
◇ ◇ ◇
家族を支援すること自体は悪いことではありません。しかし、本人たちに相談せず、別世帯のお金を当然のように使うことは「助け合い」とは言えないのではないでしょうか。助け合いとは、一方だけが負担を背負うのではなく、お互いがお互いを思いやって成り立つものです。親族から支援を求められたときも、家庭の事情やできる範囲を話し合い、無理のない形で協力できることを考えたいですね。
miyuka