突然のお願いにびっくり!
男の子は少し困ったような顔で、私に向かって「お願いします!」と言いました。近所の子なのか、迷子なのか、それとも何か困っているのか……。予想外の訪問に、私は一瞬どう対応すればいいのかわからず固まってしまいました。
話を聞くと、その子は近くの公園で遊んでいたそうです。そして、リュックからゲーム機を取り出し、こう言いました。
「ゲーム機の充電、させてもらえませんか?」
あまりに予想外のお願いに、私は驚いてしまいました。どうやら遊んでいる途中で充電が切れてしまい、困ってわが家を訪ねてきたようでした。困っているのかもしれないと思う一方で、まったく知らない子を家に入れることには不安があります。
こちらにも子どもがいますし、何かあったときに責任を取ることもできません。私はできるだけやわらかい口調で、「ごめんね。おうちの人に聞いてみてね」と伝えました。男の子は少し不満そうな表情をしましたが、そのまま帰っていきました。
防犯について話すきっかけに
突然の出来事に驚きましたが、その後、念のためわが子にも「知らない子や知らない大人が来ても、勝手にドアを開けないこと」を改めて伝えました。
子ども同士では気軽なお願いのつもりでも、大人としては安全面を優先しなければならない場面もあります。今回は特にトラブルに発展することはありませんでしたが、改めて、わが家の防犯意識を見直すきっかけになりました。
困っている子を助けたい気持ちはありますが、自宅に入れるかどうかは別の話。迷ったときほど冷静に判断し、必要であれば保護者や学校、近くの大人につなぐことも大切なのだと感じた出来事です。
著者:松田なおこ/30代女性/7歳と3歳の子どもを育てる母。仕事と家事に奮闘中。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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