その後、ナツミさんの提案で話し合いの場が設けられました。そこで元夫には「レナさんとハル君に関わらない」という内容の書面にサインをさせ、決別しました。
ナツミさんは、話し合いの場にユリアさんの元恋人・タダノさんを呼び寄せていました。結婚後も肉体関係があったというタダノさんは、「子どもの父親になる」とユリアさんにプロポーズ。「実家が土地持ちの資産家」というタダノさんの条件に惹かれたユリアさんはその申し出を受け入れ、生後間もない赤ちゃんと一緒についていくことにしました。そしてレナさんは、ユリアさんの誘拐未遂事件を不問にすることにしたのです。
その後、ユリアさんは、タダノさんとともに新居へ向かいます。しかし、到着したのは電波も届かない田舎町。さらに、タダノさんが「バツ4」だということが判明! 前妻たちとの間に設けた子どもたちと親族も一緒に暮らすと言うのです。
ユリアさんはすぐに逃げ出そうとしますが、スマホの電波が圏外であるうえ、「誘拐未遂事件」の発覚を恐れて警察にも相談できません。
実は、レナさんとタダノさんの間では事前に約束事が交わされていました。それは、警察行きと引き換えに、ユリアさんをタダノさんの実家で監視するというものだったのです。
タダノさんの本性を目の当たりにしたユリアさんは……。
「警察行き」を免れた略奪女の末路










「昼は家族のために働いて、夜は僕に可愛がられ……
たくさん子どもを作って楽しく暮らそうね♡」
常軌を逸したようなタダノさんの笑顔に青ざめるユリアさん。
タダノさんは、自身のことを「物を大切にするタイプ」といい、前妻たちのことも「大切にしすぎて壊してしまった」とのこと……。
「ずっとそばにいてあげる。どこにも行かせないからね♡」
タダノさんにそっと頬を撫でられ、ユリアさんは声にならない悲鳴を上げるのでした。
▼ユリアさんは、自ら起こした誘拐未遂事件によって立場を失い、逃げ場のない状況へ追い込まれてしまいました。問題から目を背けたり、その場の都合だけで選択を重ねたりすると、後になって自分自身を苦しめる結果につながることがあります。ユリアさんは、ある意味「法律による裁き」よりも逃げ場のない毎日を送ることになるのかもしれません。しかし、この状況もまたユリアさんが自身の罪に向き合わなかったことが招いた結果といえるでしょう。
一方で、どんな理由があっても相手を支配したり恐怖で縛ったりする関係は決して健全ではありません。過ちには責任を持ちつつ、お互いの尊厳を守ることの大切さも忘れずにいたいですね。もし精神的、肉体的な苦痛があるときは専門の相談窓口(※)を活用しましょう。ひとりで悩まずにまずは話してみてくださいね。
※DVの相談窓口
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0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
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