夫宛に警察署から電話がかかってきた理由は…
ある平日の午前中、夫が仕事へ行ったあと、私はいつも通り家で過ごしていました。すると突然、自宅の電話が鳴ったのです。
何気なく電話に出ると、相手は警察署の方でした。「〇〇さんはいらっしゃいますか。ご本人に確認したいことがありまして、折り返しご連絡いただくようお伝えいただけますか」と言われ、私は一瞬、何のことかわかりませんでした。
夫は仕事で不在だったため、そのことを伝えて電話を切りました。しかし、警察署から夫宛てに連絡が来るなんて、ただ事ではない気がして、胸がざわつきました。
私はすぐに夫へ連絡しました。「警察署から電話があったんだけど、何かあったの?」と聞くと、夫は少し気まずそうに「ごめん。前に交通違反をして、反則金の支払いをあと回しにしてた」と言ったのです。
私はその話をまったく聞いていませんでした。交通違反をしたことも、支払いをしていなかったことも、警察署から連絡が来る状態になっていたことも、何ひとつ知らされていなかったのです。
夫は「あとで払えばいいと思っていた」と言いましたが、私にはその言葉が軽く聞こえました。交通違反そのものももちろん反省してほしいことですが、それ以上に、夫婦で生活している中で大事なことを黙ったままにされていたことがショックだったのです。
その後、夫は仕事の合間に警察署へ連絡し、未払いだった反則金の納付手続きを済ませました。
帰宅後、私は夫としっかり話し合いました。「違反をしたことも、支払いを後回しにしていたことも、家に連絡が来るまで黙っていたことも困る。自分だけの問題だと思っていても、家族として暮らしている以上、何も知らされないのは不安だよ」と伝えました。
夫は「軽く考えていた。ちゃんと話しておくべきだった」と反省した様子で謝ってくれました。
それ以来、夫とはお金のことに限らず、大事なことは早めに共有しようと話し合いました。あの電話が来た瞬間のざわっとした気持ちは、今でも忘れられません。夫婦で暮らしている以上、言いづらいことほど後回しにせず、きちんと伝えることが大切なのだと痛感した出来事でした。
著者:新部美咲/20代女性/今年1月に生まれた男の子を育ててるシンママです。結婚後は専業主婦をしていましたが、離婚したので仕事に復帰予定です。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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