お祝いムードが一転
最初は友人たちも「おめでとう」と笑顔で祝福してくれ、場の空気はとても和やかでした。
ところが、ひとりの友人が「結婚式って、どこまでの関係の人を呼ぶの?」「その人数だと、費用はどのくらいかかるの?」と、急に現実的な話をし始めたのです。さらに別の友人も、「ご祝儀のことを考えると、その関係性なら無理に招待しなくてもいいのかな」と続き、話題はいつの間にか結婚式のお金や招待範囲のことに変わっていました。
もちろん、友人たちに悪気があったわけではないと思います。むしろ、自分たちなりに相談に乗ろうとしてくれていたのかもしれません。
それでも私は、結婚が決まった喜びを一緒に分かち合いたい気持ちが強く、すぐに費用や招待範囲の話になったことに、少し寂しさを感じてしまいました。祝福してほしい私の気持ちと、現実的に話を進める友人たちとの間に、少し温度差があったのかもしれません。
それ以来、誰かの節目に立ち会うときは、相手がどんな気持ちでその話をしているのかを考えながら、言葉を選ぶようになりました。場の空気や話題を切り出すタイミングも、大切にしていきたいと思っています。
著者:桜井さくら/30代女性・4兄弟を育てる母。今年、子どもが1人巣立ちました。立派に育ってくれた誇らしさもありますが、寂しく感じています。
イラスト:にゃち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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