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「うちの分もよろしく!」朝から確保した運動会の観覧席に便乗するママ友→次の瞬間、その場が凍りついたワケ

娘の運動会の日、見やすい場所を取るために私は朝早くから並んでいました。ようやく席を確保してほっとしたところへ、何かと私を頼ってくるママ友が現れ、「うちの分もよろしく!」と当然のように声をかけてきたのです。断れずに固まっていた私の前で、次の瞬間、その場の空気が凍りつくようなひと言が放たれました……。

何でも頼って来るママ友に別のママ友が放った一言

同じ幼稚園に通うママ友の中に、何かと私を頼ってくる方がいました。行事のたびにその傾向は強くなり、車を出してほしいと遠回しに頼まれたこともありましたし、断り下手な私はそのたびに対応に困っていました。

 

中でも一番困ったのは、運動会の日のことです。運動会では毎年、保護者が園の門の前に並び、開門後に順番に入場して観覧場所を確保する流れになっていました。良い位置を取るには早めに並ぶ必要があり、その日も私は朝早くから門の前で待っていました。ようやく入場でき、見やすい場所にレジャーシートを敷き終えたところでした。

 

すると彼女が後からやって来て、「いい場所取れたんだね! うちの分もよろしく!」と悪びれる様子もなく言ってきたのです。周りにも場所を探している家族がいて、空いているスペースも限られていました。

 

 

その一言に私はどう答えればいいのかわからず、つい黙ってしまいました。そのとき、一緒にいた別のママ友が落ち着いた様子で、はっきりと割って入ってくれました。彼女は、「それはさすがにおかしいと思う、みんな門の前で並んで順番に入って場所を確保しているのに、人に頼んで取ってもらうのは公平じゃないよ」と率直に伝えてくれたのです。

 

さらに、「毎回誰かに頼ってばかりなのはよくないと思う」と、私がこれまで言いたくても言えなかったことを、代わりに伝えてくれました。

 

注意されたママ友は、そんなふうにはっきり言われるとは思っていなかったのか、顔を赤くして何も言えなくなっていました。一瞬、その場の空気は重くなりましたが、彼女はそんなつもりじゃなかったんだけど、と小さくつぶやいて視線をそらしていました。

 

それ以来、彼女からの無理なお願いはなくなり、行事のたびに感じていた気の重さもなくなっていきました。あのとき間に入ってくれたママ友には、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。小さなお願いでも、何度も続けば負担になります。無理なことはあいまいにせず、これからは自分できちんと線を引こうと思っています。

 

著者:内山晶/30代女性/3歳の娘がいます。趣味はカメラと読書。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

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