メッセージでは見えなかった一面
ところが、実際に会ってみると、メッセージで受けた印象とはまったく違いました。初対面にもかかわらず、並んで歩いているときの距離が異様に近いのです。少し身を離しても、気づけば腕が触れ合うほど近くにいて、私は落ち着かない気持ちになりました。
さらに、私の住んでいる場所や勤務先についても細かく聞かれたのです。帰宅後には、「今どこ?」「ちゃんと家に着いた?」という連絡が何度も届きました。返信が少し遅れただけで、「無視する人なんだね」と送られてきたとき、私は怖くなってしまいました。
彼とのやり取りを控えようと思っていると、今度は「別のアプリでも君のことを見つけたよ」と言われました。その瞬間、背筋が冷たくなったのを覚えています。探したわけではなく、たまたま私のアカウントを見つけただけかもしれません。それでも私には監視されているように感じられ、すぐに彼の連絡先をブロックしました。
マッチングサービス上のプロフィールやメッセージだけでは、実際に会ったときの距離感や、細かい性格まではわからないのだと実感しました。
この出来事のあとも、私はマッチングサービスでの婚活をしばらく続けました。ただ、その後の婚活では、すぐに個人情報を伝えないことや、相手との距離感に不安を覚えたら無理にやり取りを続けないことを意識するように。
最初の印象が良くても、実際に会ってみないとわからない部分はあります。「なんとなく怖い」「答えたくない」と感じたときは、その感覚を無視しないことが大切なのだと学びました。
著者:りりさ/20代女性・夫と2人暮らし。趣味は休日に夫と温泉に行くこと。
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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