それって経済的DV!?
「サキ、結婚する前の貯金、結構あるんでしょ?」
夫が私の貯金をあてにしていたことまでわかり、私はもうひとりでは抱えきれなくなっていました。
そこで、FP資格を持つママ友・マユミさんに、これまでのことをすべて話してみることに……。










サキさんは、マユミさんに、お金のことで悩んでいると打ち明け、義母とのトラブルを一から話し始めます。
出産祝いのお返しとして高額な商品券を要求されたこと、お宮参りで義母の着物代を押しつけられたこと、アポなし訪問のたびにタクシー代を要求されること……。
さらに、デパートの積立や義妹の子への高級子ども服代、受取人が義母になっていた学資保険のことまで話すと、マユミさんの表情はこわばります。マユミさんは、貯蓄や資産形成の相談ではない内容に驚きつつ、真剣な表情で告げます。
「それは立派な経済的DVだと思うよ?」
驚くサキさんに、マユミさんは、DVは暴力だけではなく、お金を勝手に使われたり、経済的に追い詰められたりすることも含まれると説明。相手は義母ですが、夫がその件に取り合ってくれないのなら同じだと言います。さらに、義母が散財していることは、金額や使い方によっては横領にもなり得るのではないかと指摘。
「家族間でも許される金額じゃないよ。証拠は残してる?」
サキさんが、これまでエクセルで記録してきたことを伝えると、マユミさんは「日付や金額だけでなく、レシートややり取りのスクショ、カードの明細も紐づけておくとよさそう」とアドバイスしてくれました。
その夜、サキさんはPCに新しいフォルダを作成。自分の違和感は間違っていなかったのだと気づき、数字と証拠で戦う決意を固めるのでした。
◇ ◇ ◇
家族間のお金の問題は、「家族だから」「孫のためだから」と言われると、強く断りづらくなってしまうことがあります。しかし、許可なくお金を使われたり、一方的に負担を押しつけられたりする状態が続き、パートナーがそれを放置している場合は、経済的DVにつながる可能性もあるため、軽く考えずにきちんと向き合うことが大切です。
自分では「これくらいで怒るのはおかしいのかも」と迷ってしまうことでも、第三者に話すことで状況を客観的に見直せる場合があります。違和感を抱いたときは、信頼できる人に相談しながら、事実や記録をもとに自分と子どもを守る方法を考えたいですね。
困ったとき、誰かに相談したいときには、専門機関に相談することもできます。抱え込まず、専門機関を頼るのも一案です。
※よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
ガイダンスで専門的な対応も選べます(外国語含む)
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miyuka
