実家の母にも背中を押され、ついに夫へ「離婚したい」と伝えることに。母は心配しましたが、コヨリさんは「きちんと2人で話し合いたい」と考え、1対1で向き合うことを選びます。
夫がいつ怒り出すかわからない恐怖に体をこわばらせながらも、コヨリさんは「もうこんな生活には疲れた」「お互いに離れたほうがいい」と、胸の内を打ち明けました。しかし夫は、「いきなりすぎる」「意味がわからない」と困惑するばかりで……。
お願い、分かって……!














離婚を切り出された夫は、コヨリさんの思いを受け止めるどころか無言で立ち上がり、彼女の胸ぐらにつかみかかりました。「僕が毎日頑張って働いているのに! コヨリちゃんは育休中でゴロゴロしてるくせに! 自分の立場をわからせてやろうか!」と怒鳴り、ついに拳を振り上げます。
「手は出さないはず」という最後の期待すらも裏切られ、恐怖のあまりブルブルと震えるコヨリさん。その異様な姿を見て夫はハッと我に返りますが、時すでに遅し……。絶望したコヨリさんは涙を流し、「怖いよ、もう嫌だ。ヒドシくんもう好きじゃない……」とその場にうずくまってしまうのでした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
DVは、殴る・蹴るといった身体的な暴力だけを指すものではありません。物を投げる、大声で怒鳴る、逃げられないように胸ぐらをつかむといった行為も、相手を支配しようとするDVの一種とされています。
また、こうした行為はエスカレートしていく傾向があるともいわれています。最初は言葉や態度による威圧でも、次第に行動が激しくなっていくケースも少なくありません。早い段階で「これはおかしいかもしれない」と気づき、注意を払うことが大切です。
「これもDVなのかな」「相談するほどではないかも」と迷う段階でも、専門の窓口(※)を頼ることができます。ひとりで相手を説得しようとするより、まずは第三者に状況を話し、自分と子どもの安全を守る方法を一緒に考えてもらうことも、大事な一歩ではないでしょうか。
※DVの相談窓口
【DV相談プラス】
0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
【DV相談ナビ】
#8008:お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります(相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります)
ますまゆさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ますまゆ
