夫の機嫌が良いタイミングを見計らい、「いつ怒り出すかわからず、ビクビクする生活に疲れた。離婚したい」と切り出したコヨリさん。ところが夫はその言葉に逆上し、「自分の立場をわからせてやる」と胸ぐらをつかみ、拳を振り上げます。
恐怖に震えるコヨリさんを見て我に返った夫は「この手が勝手に動いた」「悪いところは直す」と必死に謝罪。しかしコヨリさんは、今回の話し合いを録画し、実母にもリアルタイムで見守ってもらっていました。
決定的な証拠を手にし、弁護士を介して離婚を進められる状況が整ったものの、SNSで見た「夫は病気なのかもしれない」という言葉が頭をよぎり……。
もしかしたら、変われる可能性もあるかもしれない

















怒りをコントロールできない背景に、専門的な支援が必要な問題が隠れている可能性もあると説明し、カウンセリングを提案したコヨリさん。それは診断を決めつけるものではなく、夫が変わるための方法を一緒に探したいという、最後の願いでもありました。
ところが夫は「僕が病気だと言いたいの?」と怒りを募らせ、テーブルを強く叩きます。その音にコヨリさんが身をすくませると、ヒドシは一転して冷静になり、「今また怒りそうになった」と自分の状態を認めました。そして妻の手を握り、「病院に行ってみる」「直す努力をする」と約束するのでした。
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怒鳴る、物に当たる、相手を見下す、機嫌で家庭の空気を支配する。こうした行為は、殴る・蹴るといった暴力がなくても、DVやモラハラにあたる場合があります。
また、激しく怒ったあとに急にやさしくなったり、反省した様子を見せたりすると、「今度こそ変わってくれるかもしれない」と期待してしまうこともあるでしょう。しかし、謝罪と威圧が繰り返されているなら、その言葉だけでなく、実際に行動が変わっているかを冷静に見ることも大切です。
「自分が我慢すればいい」「これくらいで相談するのは大げさかも」と抱え込まず、少しでも怖い、苦しい、おかしいと感じたときは、信頼できる人や専門窓口(※)に話してみることが、自分と子どもを守る一歩になるかもしれません。
※DVの相談窓口
【DV相談プラス】
0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
【DV相談ナビ】
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ますまゆ