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「僕の席なんですが…」指定席で発車を待つ私と娘→「うそでしょ!?」号車も番号も同じチケットに頭が真っ白になったワケ

娘を連れて少し遠くの動物園へお出かけするため、特急列車の指定席に乗り込んだときのこと。席に座ってひと安心していると、出発直前に見知らぬ男性から「そこ僕の席なのですが」と声をかけられました。慌てて自分のチケットを見返すと、なんと号車も座席番号もぴったり同じ。発車時刻が迫るなか、もう一度よく確認して気づいた思いもよらない事態に、私は一瞬で頭が真っ白になったのです……。

特急列車で起きたまさかの座席トラブル

少し遠くにある動物園へ、家族で出かけたときのことです。子連れでの移動は荷物も多く大変なので、事前に特急列車の指定席を隣り合わせで2席予約しておきました。

 

当日、乗車時間になって車内に入り、娘を窓側の席へ座らせます。これでひと安心だと思いながら、発車を待っていました。

 

ところが出発の直前、若い男性が私たちの前に立ちました。申し訳なさそうな様子で「あの、そこ僕の席なのですが」と切符を差し出してきたのです。

 

驚いて自分のチケットを見返すと、号車も座席番号もぴったり同じ。一瞬、頭の中が真っ白になりました。発車時刻が迫る中、娘は何が起きたのかわからず、不安そうに私の顔を見ています。早くしなければと焦りつつ、まずは落ち着いて男性のチケットをもう一度よく見せてもらうことにしました。

 

そこで、思いもよらない事実がわかります。私が予約していた座席は、本来乗る予定だった上り列車のものでした。ところが、実際に乗り込んでいたのは反対方向へ向かう下り列車だったのです。発車直前で慌てていたこともあり、列車の行き先をきちんと確認できていませんでした。

 

事情がわかったころには列車が発車してしまい、もう降りることはできませんでした。男性には本来の席に座っていただき、私と娘はすぐに車掌さんへ事情を説明しました。その後、次の停車駅で降りて、改めて反対方向の列車に乗り直すことに。ようやく隣に座った私を見て、娘もほっとした表情を見せてくれました。

 

この出来事以来、子連れで移動するときは、チケットだけでなく列車の行き先やホームを必ず確認し、夫にも共有してダブルチェックするようにしています。あのときは本当に焦りましたが、落ち着いて確認することの大切さを実感しました。嫌な顔ひとつせず対応してくれたあの男性には、今でも感謝の気持ちが残っています。

 

著者:山田晶/20代女性/3歳の娘を育てている母親。趣味はドラマ鑑賞、サイクリングです。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

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