夫の機嫌が良いタイミングを見計らい、「離婚したいです」と切り出したコヨリさん。ところが夫は逆上し、「自分の立場をわからせてやる」と胸ぐらをつかみ、拳を振り上げます。
恐怖に震えるコヨリさんを見て我に返った夫は、「僕はなんて愚かなんだ」と反省した様子を見せます。しかし話し合いはすべて録画され、実母もリアルタイムで見守っていました。コヨリさんは離婚を有利に進める決定的な証拠を手にします。
このまま弁護士を介せば、もう夫と直接会わずに離婚を進められる。そう考えたものの、SNSで見た「夫は病気なのかもしれない」という言葉が頭をよぎります。わずかな望みからカウンセリングを提案すると、夫は一度激しく反発したあと、「病院に行く」「治す努力をする」と態度を一変させて……。
本当に変わってくれたのかもしれない






















病院へ行き、変わる努力をすると約束した夫・ヒドシ。コヨリさんは「もう騙されたくない」と疑いながらも、病気かもしれない夫を見捨てていいのか迷い始めます。「まずはできることからやるからさ!」と強引に押し切られ、その日の話し合いは終わってしまいました。
翌朝、夫は約束どおり朝食を用意。内容には少し気になる点がありながらも、ひとりで準備してくれたことにコヨリさんは感動します。さらに家事も育児もすべてやると張り切っている様子。「家族の笑顔が見たいんだ」と話す姿に、コヨリさんは「本気で変わろうとしているのかもしれない」と、再び希望を抱くのでした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
激しい怒りや威圧のあとに急にやさしくなったり、家事や育児を頑張ったりすると、「今度こそ変わってくれるかも」と期待してしまうことがあります。離婚を考えていても、こうして気持ちが揺れるのは自然なことです。
ただ、その場の反省や一時的な頑張りだけで、本当に変わったかどうかを判断するのは難しいものです。「期待したい気持ち」と「自分や子どもの安全を守りたい気持ち」の間で迷ったときは、専門の相談窓口(※)も活用しながら、信頼できる人と一緒に考えていけるとよいですね。
※DVの相談窓口
【DV相談プラス】
0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
【DV相談ナビ】
#8008:お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります(相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります)
ますまゆさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ますまゆ
