夫の残業に違和感…明らかになった嘘
夫と同じ職場だった私は、本来なら深夜まで残業するような業務はほとんどないことを知っていました。そこで夫の様子を探るため、仲の良かった元同僚の女性にLINEで「最近そんなに忙しいの?」と尋ねてみることにしたのです。
すると彼女からは、「最近、若い社員がミスをしてデータを消してしまって、修復作業に追われているんだ」と、夫よりも詳しく具体的な説明が返ってきました。そのことを夫に話すと、焦ったように「そう! そうなんだよ! 大変なんだ」と苦笑い。このときの夫の焦るような笑い方が、私はどうしても気にかかりました。
数日後、夫から「今日も遅くなる」とLINEが届きます。当時つわりがつらかった私は、混雑する時間帯を避けるため、比較的空いている20時ごろを見計らって買い物へ出かけました。するとそこで、偶然にも元上司の女性に遭遇したのです。
あいさつを交わすと、元上司は夜遅くに夫の付き添いもなく、なぜひとりでいるのかと尋ねてきました。私が、夫がまだ帰宅していないことを話し「最近仕事が忙しいようですね」と聞いてみると、元上司からは「◯◯(夫)は、今月ずっと定時上がりだよ」と思いがけない言葉が返ってきたのです。
私はその瞬間、元同僚女性と夫が結託して嘘をついていると確信し、心の中で激怒しました。
自宅のゴミ箱やスマホから見つかった不倫の証拠
なんとか冷静を装った私は、元上司に夫と元同僚から聞いた話を伝えました。驚いた元上司は、翌日から仕事場での2人の様子を注意深く見てくれることを約束してくれたのです。それから私は、夫が遅く帰宅した日を記録に残し始めました。
さらに夫の部屋を調べると、ゴミ箱からくしゃくしゃになった飲食店のレシートを発見。そこには2人分の注文が書かれており、日付と時間も、夫が残業だと言っていた日と完全に一致していました。
さらに証拠を少しでも集めておこうと、夫が寝ている間にこっそりスマートフォンをチェックすることに。するとついに、不倫の決定的な証拠ともいえる2人のLINEのやり取りを見つけたのです。
元同僚からは夫に対して「次は私の家でシようね♡」「今日もごちそうさま! 大好き♡」「嫁にバレないようにね(笑)」など、怪しい内容ばかりが送られていました。
ふと、彼女がSNSをやっていたことを思い出して確認してみると、顔こそ写っていないものの、夫の服や腕時計が写り込んだ写真がいくつも投稿されていました。中には、ホテルで撮った夫の上半身裸のようなものまで。私は泣きながらスクリーンショットを保存し、ほぼ黒だと思いながら、今後の選択についてひとりで深く悩みました。
3人で話し合い、私の選んだ道は…
とにかく話し合わなければならないと思い、後日、私は協力してくれている元上司に同席してもらい、「食事会」と偽って夫と元同僚を自宅に集めました。何も知らない夫と元同僚は、私が不倫に気づいていると言った瞬間、否定しつつも明らかに焦り始めます。
そこへ、元上司が2人を尾行して撮影してくれた、彼らがホテルに入っていく写真を私が突きつけると、言い逃れができないと悟ったのか、ようやく2人は謝罪しました。信じられないことに、彼らは私が出産するまでの間だけ、体の関係を続けようとしていたそうです。ショックと怒りで涙が止まらなくなった私は、夫に「離婚しよう」と言い放ちました。すると、夫と元同僚はその場に土下座したのです。
必死に謝罪を重ねる2人と話し合いを重ねた結果、元同僚は速やかに退職すること、そして夫のこれからの行動は引き続き元上司が見張ってくれることで合意しました。私は、「次に同じことがあったら即離婚する」という条件を突きつけ、一度だけやり直す決意を固めました。
やがて無事に娘が生まれ、深く反省した夫は今まで以上に私を大切にしてくれ、娘にはいっぱいの愛情を注いでくれています。裏切られたときのショックはいまだに引きずっていますが、夫がこのままでいてくれるなら、家族を続けていこうと思っています。
私からすると、不倫の相手はまさかの人物でした。夫を紹介してくれたのは元同僚だったからです。元同僚とは仲の良い友人のような関係でしたが、この一件以来、疎遠になりました。今では元同僚がどこで何をしているかさえわかりませんが、二度と同じようなことをしないよう願うばかりです。
つらい出来事でしたが、私は人を見極める力がついたような気がします。現在小学生になった娘には、お互いを大切に思い合える友だちと仲良くするように伝えています。
著者:田中歩美/30代女性。2016年生まれの一人娘と夫との3人暮らし。現在は飲食店のパートをしている。趣味は家庭菜園。娘と一緒に野菜を育てて料理をすることを楽しんでいる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています