義母から届いた厳しいLINE
ある日、義母からLINEが届きました。「この前、部屋がかなり散らかっていたけれど大丈夫? 家事の手抜きが続くのは、子どもの教育にもよくないわよ」
義母なりに心配してくれていたのかもしれません。しかし、ただでさえ家事も育児も思うようにできない自分を責めていた私には、「手抜き」「教育によくない」という言葉が強く胸に刺さりました。
「こんなに頑張っているのに、まだ足りないの?」そう思うと悲しくなり、涙が止まらなくなってしまいました。ひとりで抱えきれなくなった私は、同じ保育園に子どもを通わせている、信頼できるママ友に相談することに。届いたLINEの文面をそのまま見せました。
当然、義母の言い方に共感し、慰めてくれると思っていたのですが、ママ友の反応は少し意外なものでした。
ママ友の意外なひと言
ママ友はLINEをじっくり読むと、少し考えてから言いました。「たしかに、この言い方はきついと思う。でも、もしかしたらお義母さんなりに、あなたのことを心配しているのかもしれないよ」
実はママ友は以前、義母が勤めていた職場で働いていたことがあり、義母はそのときの上司だったのです。義母は合理的で、言葉が厳しく聞こえることがある一方、困っている人を放っておけない人だったのだとか。ママ友も仕事で悩んでいたとき、義母にさりげなく助けてもらったことがあるといいます。
「表現は不器用だけど、責めたいだけではない気がする。でも、傷ついたならそれはちゃんと伝えていいと思うよ!」
その言葉を聞き、私は少しだけ義母への見方が変わりました。しかし、義母に悪気がなかったとしても、私が傷ついたことに変わりはありません。そこで私は、自分の気持ちも正直に伝えることにしました。
思い切って気持ちを伝えた結果……
「心配してくださってありがとうございます。ただ、今は家事と育児で精いっぱいです。『手抜き』や『子どもの教育によくない』と言われると、責められているようでつらくなってしまいました」
すると義母から、しばらくして返信が届きました。「言い方がきつかったわね。ごめんなさい。あなたが無理をしていないか心配だったの」
さらに数日後、わが家に大きな荷物が届きました。箱の中には、温めるだけで食べられる冷凍のお惣菜がぎっしり入っていたのです。義母からは、こんなメッセージも届きました。
「家事を完璧にするより、あなたが少しでも休めるほうが大事よね」
その言葉を読み、義母は不器用ながらも私を気遣ってくれていたのだと感じました。
心配する気持ちがあっても、伝え方によっては相手を傷つけてしまうことがあります。つらかった気持ちを我慢せずに伝えたことで、お互いの思いを知ることができた出来事でした。
著者:佐藤 景子/30代女性/4歳の女の子を育てている母親。最近、義両親との同居を始めました。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※一部にAI生成画像を使用しています