いつの間にか、送迎が当たり前になり……
しかし、それからママ友からのお願いは次第に増えていきました。「今日もついでにお願いしていい?」「今日の送迎も、ついでに……ねっ!」
気づけば、私が自分の子どもの習い事や買い物などで車を出すたびに、ママ友の子どもも一緒に乗せる流れになっていました。きちんとお礼を言われたことはなく、もちろんガソリン代を負担してくれたこともありません。何度も続くうちに、私の中では少しずつ負担になっていきました。
さらに気になったのは、車内でのことです。ママ友の子どもは車の中でお菓子を食べ、食べかすを座席や床に散らかしたまま降りていきます。後部座席にお菓子の袋や食べかすが残っていることもあり、私は毎回車内を掃除することに……。
「車の中でお菓子をこぼしていたみたい」とやんわり伝えたこともありましたが、ママ友は「子どもってすぐこぼすよね〜」と笑うだけ。片付けたり、今後気をつけるよう子どもに伝えたりする様子はありませんでした。
善意で始めたことなのに、いつの間にか「乗せてもらって当然」という雰囲気になっているように感じ、モヤモヤがたまっていきました。
意を決して断ると
後日、ママ友から再び連絡がありました。「今日も車出すよね? ついでに、うちの子も乗せて!」
いつものように頼まれた瞬間、私はこのまま引き受け続けるのはよくないと思いました。そこで、はっきり伝えることにしました。
「ごめんね。万が一、事故やトラブルがあったときに責任を負えないから。これからは、必要以上に家族以外の人を車に乗せないようにしようと思って」
ママ友は少し気まずそうな様子でしたが、「そっか、わかった」と引き下がりました。それ以降、ママ友から子どもの送迎を頼まれることはなくなり、私のストレスもなくなりました。
相手を助けたいと思って始めたことでも、回数が増えたり、負担が大きくなったりすれば、続けるのは難しくなります。特に子どもを車に乗せることは、事故やトラブルが起きたときの責任も伴います。
無理をして引き受け続けるのではなく、できないことは早めにはっきり伝えることも大切だと感じた出来事でした。
著者:山端 静/30代女性/4歳の女の子を育てている母親、会社員。趣味はサイクリングやキャンプ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※一部にAI生成画像を使用しています