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母「来るなら6万円用意して」自ら催促した帰省なのに!?当日朝4時に費用を請求され…→私の決断は!?

これは私が30代のころ、同年代の夫とともに4歳と6カ月の娘の子育てに奮闘していたときのお話です。遠方に住む50代の母から、「いつ子どもたちを連れて帰ってくるの?」「今度は泊まれるよね?」と毎日のように電話がかかってきていました。

夏季休暇に顔を見せたばかりだったにもかかわらず、その直後に何度も催促されたため、仕事の予定を調整して家族で帰省することに。しかし、出発当日の早朝、母から思いもよらない連絡が届いたのです。

母「来るなら6万円用意して」自ら催促した帰省なのに!?当日朝4時に費用を請求され…→私の決断は!?

 

 

母「来るなら6万円用意して」自ら催促した帰省なのに!?当日朝4時に費用を請求され…→私の決断は!?

 

執拗な帰省の催促に根負けし…

母から「帰ってきて」と繰り返し言われるようになったのは、夏季休暇の帰省を終えて自宅に戻って間もないころでした。催促の電話は決まって、子どもたちを寝かしつける20時30分過ぎにかかってくるので困惑してしまいました。

 

もともと母とあまり仲が良くなく、頻繁な帰省を望んでいなかった私。それでも年に2回は帰省していたのですが、母からは「孫に会いたい」「たまには泊まっていってほしい」「同じ空間にいたいから何とかして。お金のことは考えなくていいから気楽に来てね」と言われ続ける日々。あまりのしつこさに根負けした私は、仕事の休みを調整し、夫にも予定を確認してもらって帰省の計画を立てることにしたのです。

 

当時、子どもたちはまだ幼く、遠方への移動は簡単ではありません。着替えやおむつ、移動中のおやつなど、事前の準備は山積みでした。それでも、実家と娘たちの関わりを大切にしたい一心で1泊の予定を組み、山あいにある実家へ向かうため、自家用車に大量の荷物を積み込むなど準備を進めます。

 

前日には、母から「当日を楽しみにしています」とウキウキした返事があり、父からも「楽しみ!」とキャラクターのスタンプが送られてきていました。

 

 

出発当日の朝4時に届いた衝撃的なLINE

ところが、出発当日の朝4時、大人だけで荷物を車の荷台に運び入れている最中に母からLINEが届きました。その内容は、「うちに来てもいいけれど、人数が増えれば食費や電気代、水道代もかかります。こちらに来るときは6万円用意してください」という、目を疑うような金銭の要求でした。

 

それまで費用の話など一切なかったため、驚いて理由を尋ねると、「せっかくだから手作りでいろいろ食べてもらいたいし、いきなり4人も増えたらお金がかかるのは当然でしょ」とすぐに返信が届きます。事前に言っていた「お金のことは考えなくていい」という言葉は何だったのかと、複雑な気持ちになりました。

 

実家では父、母、祖父母の4人が静かに暮らしており、久しぶりに孫たちが来るのを心から楽しみにしてくれているのだとばかり思っていた私。

 

確かに、家族4人が泊まるとそれなりに食費や光熱費はかさみますし、手料理を振る舞おうと準備してくれる母の大変さは理解できます。しかし、今回の帰省は母の希望が発端で、事前に決まっていたにもかかわらず、出発当日の早朝になって急に高額な費用を請求されたことにはどうしても納得がいきませんでした。

 

すぐに夫へ相談すると驚いてはいたものの、「そんな状態なら、無理して行かなくてもいいんじゃない?」と言ってくれました。

 

 

母とのトラブルから学んだ適切な距離感

実は、母は昔から気分によって言うことがコロコロ変わる性格でした。幼いころから直前で予定を覆されては振り回されてきましたが、大人になってからはそうしたことも減っていたため、すっかり安心していたのです。

 

久しぶりに直前で話を覆されたショックは大きかったものの、私は確認のために母へ電話をかけ、「すぐに6万円は用意できないので、今回は行くのをやめておきます」と伝えました。すると母は怒るどころか、「あ、そう! じゃあそのほうがいいわね!」と、電話越しに笑顔が目に浮かぶほど軽い調子で承諾したのです。あれほど毎日のように帰省を求めていたにもかかわらず、あまりにあっさりとした反応に拍子抜けしてしまいました。

 

結局、その帰省は取りやめとなり、起きてきた子どもたちに事情を説明しても残念がる様子はなく、その日は家でのんびり過ごすことに。その後も母の考えが変わることはなく、私は実家へ泊まるのをやめました。

 

ただ、私を心配し大切にしてくれる祖父母や父には娘たちを会わせたいため、現在は平日に休みをとり、子どもたちを連れて日帰りで顔を見せに行っています。母に直接連絡するとまた大騒ぎになるため、事前に実家の固定電話で祖母に伝えるのがお決まりです。母は不満げですが、お互いが気持ちよく過ごすための妥協点として落ち着きました。

 

 

家族だからといって相手の希望を優先し続ける必要はありません。出発当日の朝4時に届いた1通のLINEは、私に適切な距離感の大切さを教えてくれた帰省トラブルでした。

 

 

著者:小川さきえ/30代女性。2021年生まれと2025年生まれの娘、夫の4人暮らし。作業療法士として医療現場で7年間勤務後、出産を機に退職。現在は在宅で仕事に取り組んでいる。癖が強い実母との距離感に毎回悩まされている。

作画:ぐら子

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

 

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