もともと夫には、何かにつけて義母を優先するところがありました。家族の予定を決めるときも義母の都合を気にし、私と義母の意見が食い違うと、たいてい義母の肩を持つのです。そのたびに違和感はありましたが、「親を大切にしているだけ」と自分に言い聞かせていました。
2歳の息子の言葉に固まった
そんなある日、当時2歳だった息子が遊びながらこう言いました。「ママはダメな子だから、こっちきちゃダメ!!」驚いて「どうしてママはダメなの?」と聞くと、息子は「ばあばが言ってたもん!」と答えたのです。
幼い子どもの言葉なので、どこまで正確に理解しているかはわかりません。それでも、これまでの義母の言動が頭をよぎり、「子どもの前で私の悪口を言っているのでは」と不安になりました。
私は夫に相談しましたが、夫は「母さんは人の悪口を言う人じゃない」と、最初から義母をかばいました。さらに、「いつも世話になっておいて、そんなふうに疑うなんておかしいよ」とまで言われ、私の中で何かがポキッと折れました。
夫の前で息子が再び…
その後も、夫は私の訴えを「気にしすぎ」と片づけるばかりでした。しかしある日、息子が夫の前でこう言ったのです。「パパ、ママってダメなの? ばあばが、ママは何もできないって言ってたよ」
夫は黙り込みました。けれど、私や息子を気遣うのではなく、「母さんにも悪気はなかったはずだ」と言ったのです。
その瞬間、私はもう無理だと思いました。私の話を信じなかったこと、私をおかしいと決めつけたこと、そして息子の前で母親を否定するような言葉が出ていたと知っても、なお義母をかばったこと。これまでの違和感が、決定的な不信感に変わりました。
私は夫に離婚したいと伝えました。夫は「やり直したい」と言いましたが、私の気持ちは戻らず、話し合いの末、離婚することになりました。義母の嫌味以上につらかったのは、夫が私の言葉を信じず、息子のケアをするよりも義母を守ろうとしたことでした。
家族だからこそ、相手の言葉を「気にしすぎ」と片づけず、まずは耳を傾けることが大切なのだと痛感した出来事です。
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夫婦間で不安や違和感を伝えたとき、「気にしすぎ」と片づけられてしまうと、相手はさらに孤独を感じてしまうものです。特に、子どもの前で親を否定するような言葉が出ている可能性があるなら、まずは事実を確認し、子どもの心を守ることが大切ではないでしょうか。
家族だからこそ、誰か一方の言葉だけを信じるのではなく、パートナーの気持ちにも耳を傾けたいもの。小さな違和感を放置せず、夫婦で向き合う姿勢を大切にしたいですね。
著者:伏木真由/40代女性/小学生の子ども2人を育てる母。趣味はネイル、メイク。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています