結婚に向けて順調だったはずが…
以前、マッチングアプリを通じてアメリカ人男性と知り合いました。穏やかで誠実そうな人柄に惹かれ、交際がスタート。交際から数カ月後には、「将来は結婚したい」と彼から気持ちを伝えられました。
その後、お互いの両親への挨拶も済ませ、将来について具体的に話し合うようになりました。そして交際から約1年が経ったころ、同棲を前提に新居を探すことになったのです。
何度も内見を重ね、ようやく理想の物件が見つかりました。
家具や家電を選んだり、生活費の分担について話し合ったりと、新生活への期待に胸を膨らませていたのですが……。
契約直前に明かされた秘密
不動産会社で契約日を決めようとしていたときです。彼が突然、「ごめん、まだ契約できない」と言い出しました。
「何かあったの?」と尋ねると、彼はしばらく黙り込んだあと、重い口を開きました。
「実は……書類上は、まだ結婚しているんだ」
突然の告白に、私は言葉を失いました。彼は、「在留資格の関係で、すぐには離婚できなかったんだ。もう何年も別居しているし、気持ちはとっくに終わっている」と説明しました。
しかし、私にはその言葉を素直に受け止めることはできませんでした。
本当にやましいことがないのなら、どうして交際を始めたときに話してくれなかったのでしょうか。結婚を前提に付き合うと約束し、お互いの両親にも挨拶を済ませ、同棲の契約直前になってようやく打ち明ける――そのこと自体が、私には何よりショックだったのです。
それまで積み重ねてきた信頼は、一瞬で崩れ去ってしまいました。そして、私は同棲の話を白紙にし、彼との関係にも終止符を打ちました。
恋愛中は、好きな気持ちが強いほど相手を信じたくなるものです。けれど、結婚や同棲のように人生に関わる選択をするときは、相手の状況についてもしっかり確認することの大切さを実感しました。
信頼は言葉だけで築けるものではありません。相手を思う気持ちだけでなく、事実を知ったうえで将来を考えることも大切なのだと学んだ出来事でした。
著者:山口春奈/30代女性・結婚を視野に入れていた会社員。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています
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